J1鹿島は21日、茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムでJ2水戸と練習試合を行い、2-1で競り勝った。好機は多くても2ゴールにとどまり、ザーゴ監督は「精度の部分を微調整したい」と、27日に迫る清水との開幕戦を見据えた。
前半、永木の鋭いボール奪取からエベラウドが先制。1-1の後半、上田のPKで勝ち越した。永木は「後半途中まではプレスがはまっていたが、そこから相手に自由を与える場面があった」と収穫と課題を挙げた。
今季は5季ぶりのJ1制覇を狙う。昨季は開幕4連敗とつまずいただけに、就任2年目の監督は「今回はうまくスタートを切りたい」と話した。