J1鹿島のザーゴ監督(51)が、“先手必勝”を誓った。チームは12日、あす13日のホーム広島戦に向けて鹿嶋市内で調整。今季はここまで公式戦3試合すべて先制点を挙げており、指揮官は「昨年はよく先制されて追いかける展開が多かった。しっかり自分たちが作った最初のチャンスを決めきることによって、試合をマネジメントできるようになっている」と手応えを口にする。
一方で対する広島も、無得点に終わったルヴァン杯の清水戦を除き、リーグ戦はここまで3試合でいずれも先制点を挙げている。リーグ戦3試合で6得点を誇る相手に、ザーゴ監督は「相手は平均身長も高くセットプレーが強い印象。大事なのは試合の入り方。90分間集中力を切らさず、隙を与えてはいけない」と警戒を強めた。
先月27日のリーグ開幕から続いたホームでの3連戦最後となる。「今はもうとにかくやるべきことをやり続ける。特にホームの試合は我々が圧倒的な主導権を持って戦わないといけない。先制点を取ることによって、自分たちが賢くマネジメントできると思う」と、先制点の重要性を説いた。
◆鹿島・ザーゴ監督「試合をマネジメントできるようになっている」 広島戦での先手必勝誓う(スポニチ)