アジアサッカー連盟(AFC)は今月、AFCクラブ大会ランキングを発表し、日本が初めてトップに立った。
AFCクラブ大会ランキング(AFC Club Competitions Ranking)は過去4シーズンのAFCチャンピオンズリーグ、AFCカップの結果に基づいたもの。各国クラブの勝利数や決勝トーナメント出場チーム数で得られるポイントに、過去のランキング結果による指数を掛け合わせて算出される。
2020シーズンは新型コロナウイルスの影響によりAFCカップが中断されたため、全加盟国が0ポイント。今回のランキングは18、19、21年の結果に基づいている。
日本は18年に鹿島アントラーズがACL優勝、19年に浦和レッズがACL準優勝を果たしており、2年続けて多くのポイントを獲得。また今季のグループリーグでも川崎フロンターレが全勝するなど各クラブが好成績を残し、韓国に続く2位のポイント数を得ている。
現行のAFCクラブ大会ランキングは2014年にスタートした。当初は4位、5位、6位、5位、5位と首位をうかがう立場だったが、鹿島がACLを制した19年に3位浮上を果たし、昨季は初めて2位を獲得。今年の発表でついにトップに立った。
なお、昨季首位の中国は今季のACLに主力を派遣できず、全チームがグループリーグ敗退となったため、一気に6位に転落している。
AFCクラブ大会ランキングは以下のとおり(10位まで、括弧内は昨年順位)
1.(2)日本
2.(6)韓国
3.(3)サウジアラビア
4.(5)イラン
5.(4)カタール
6.(1)中国
7.(10)ウズベキスタン
8.(7)タイ
9.(8)UAE
10.(12)ヨルダン
◆日本が初のAFCクラブ大会ランク首位!! 鹿島・浦和が大きく貢献(ゲキサカ)