「そこは自分の武器。負けたくない」
鹿島アントラーズは9月18日のJ1第29節でガンバ大阪と対戦。CB町田浩樹は相手の印象について次のように語る。
「守備ではしっかりブロックを作って、人数をかけて、前のパトリック選手、宇佐美選手で素早いカウンターというのが印象としてあります。いろんなフォーメーションがあり、引き出しはすごく多いチームなのかなと思っています」
とりわけ警戒すべきは、7得点でG大阪のチームトップスコアラーのパトリックだろう。
「たぶん空中戦の勝率とか高いと思う。そこは自分の武器でもあって、負けたくないところではあるので、全部弾き返すぐらいの気持ちで戦いたい」
前節のアビスパ福岡戦、その6日前のルヴァンカップ準々決勝第2戦の名古屋グランパス戦はベンチ外だった町田。身体に違和感があったとのことだが、「もう大丈夫。100%で試合に挑めます」と気合い十分だ。
公式戦2試合を欠場。外からチームの戦いぶりをどう見ていたか。
「先に失点してしまうとゲームプランが難しくなりますし、ここ数試合は守備の安定で、うまくいっていなかったところもあった。あと、一人ひとりが何かやろうという意思はあるんですけど、それがバラバラになっていたりとか。そういうことが上から見ていてすごく思った。そこは修正して、試合に挑みたい」
チームは9月に入ってからの公式戦で3連敗中だ。
「是が非でも勝利を求めています。ガンバもけっこう苦しんでいるチームだと思うので、簡単な試合にはならないと思っていますし、そういう拮抗した試合で勝ってこそ、上の順位に行ける。結果を求めてやっていきたい」
ホームで迎えるG大阪戦で悪い流れを止めたい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
◆「全部弾き返すぐらいの気持ちで」鹿島CB町田浩樹はガンバのエースを封殺し、勝利を呼び込めるか(サッカーダイジェスト)