◆明治安田生命J1リーグ▽第31節 鹿島1―2横浜FC(2日・カシマスタジアム)
ホームの横浜FC戦で痛恨の敗戦を喫した。前半17分にFKを直接決められて先制されると、後半42分にもCKから2失点目。後半1分にFW上田の今季12点目で詰め寄ったが、追いつくことはできなかった。相馬直樹監督は「節目のゲームだったが、勝つことができず本当に申し訳ない」と陳謝。敗因には試合の入り方を挙げ、「受けるスタートになってしまった。(序盤から)横浜FCさんの方が足が出ている状態だった。結果的に受ける形になった。どこかできれいに、うまくやりたいというのが働いてしまったのか」と話した。
10月1日でクラブ創設30周年を迎え、この試合は「30周年記念マッチ」としてスポンサーがついた。ACL出場圏内の3位を目指す上でも重要な一戦だったが、鹿島の強い歴史よりも、時の流れを感じさせる試合になった。MF松村が「情けない試合だと思いますし、入りが悪くて招いた試合だと思う。立ち上がりの甘さが出た試合だったかなと思います」と絞り出した。
◆鹿島が創設30周年記念試合で1ー2の敗戦 相馬監督「申し訳ない」、MF松村「情けない」(報知)