浦和は25日、鹿島のDF犬飼智也を完全移籍で獲得したと発表した。犬飼は鹿島との契約を残すため、移籍金が発生する。
28歳の犬飼は清水から鹿島に加入した18年にACL優勝を経験。19年から主力に定着し、昨季は選手会長を務めた。守備の統率役を担える182センチのセンターバック(CB)。今季は9月に左ハムストリング筋損傷で離脱したが、リーグ29戦に出場。8月の湘南戦で4戦連発となる右足スーパーミドル弾を決めるなど、DFながら5得点を挙げた。
浦和がライバル関係にある鹿島の主力選手を獲得するのは、13年のFW興梠慎三以来となる。犬飼は最終ラインからのビルドアップ力に優れ、セットプレーの得点力も武器。今季限りで浦和を退団した元日本代表DF槙野智章らが抜けたCBの穴を埋める逸材として白羽の矢を立てた。
犬飼は浦和を通じてコメントを発表した。
「鹿島アントラーズから加入することになりました犬飼智也です。浦和レッズの力になれるよう、ピッチでその覚悟を示していきたいと思います。一日でも早く埼玉スタジアムでプレーできることを楽しみにしています。必ず優勝しましょう!」
【お知らせ】#antlers #kashima #犬飼智也
— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) December 25, 2021
犬飼智也選手が浦和レッズへ完全移籍することになりました。
「すべてのアントラーズファミリーの方々と一緒に戦えたことは、一生の財産です。4年間、ありがとうございました!」@REDSOFFICIAL
詳細:https://t.co/iPXgrQzq4n pic.twitter.com/1xNhUCoK4v
◆浦和、DF犬飼智也が加入「必ず優勝しましょう」 ライバル鹿島から13年FW興梠以来の主力獲得(報知)