日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年12月18日土曜日

◆U-21日本代表監督就任の大岩剛氏が所信表明 「パリ五輪出場、上位、そして優勝を」(超WORLDサッカー!)






U-21日本代表の大岩剛監督が17日、オンラインによる就任会見に出席した。

16日、日本サッカー協会(JFA)の発表により、2024年のパリ・オリンピック出場を目指す若きサムライブルーの指揮が決定した大岩監督。翌17日に催された2022年の日本代表年間スケジュール発表会見後、就任会見が行われ、所信表明した。

「24年のパリ五輪まで2年と半年しかないなかでのスタートになる。そのなかで、スポンサーのみなさま、サポーターのみなさま、そしてファン、メディアのみなさま、そういうみなさまが一体となり、イレギュラーだが、強いチームを強い作りたい。パリ五輪出場、上位、そして優勝を目指すグループを作っていきたいので、今後ともよろしくお願いします」

大岩監督は現役時代の古巣である鹿島アントラーズを2017年6月から2019年まで指揮を執り、2018年にクラブ初のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に先導。鹿島での実績が評価されての指揮になる。

大岩監督自身も「鹿島を指揮した頃のアジアでの戦い、そしてクラブ・ワールドカップ(W杯)で南米、中南米、ヨーロッパといった色々な国と戦った経験が期待され、指名されたと思っている。そういう経験をしっかりと生かしたい」と語った。

「日本代表は当然だが、各国代表、外国人と対戦する。そのなかで、Jリーグでやっていることと、アジアやヨーロッパの選手たちとやるときの違いは認識しているつもり。日本代表としての試合は1試合たりとも負けてはいけないし、負けて良い試合もないと思う」

「常に少ない試合数で少しでも積み上げて前進していく必要がある。そのなかで、私が強みとする目の前の試合を勝ち切る、勝ちにこだわる部分を全面に出していきたい。ファンやサポーターの方々に楽しんでもらえる、応援してもらえるチームを作っていきたい」

パリ五輪世代の先輩にあたる東京五輪代表は今夏、メダルまであと一歩というところまで迫ったが、4位で終戦。大岩監督も全試合のチェック、分析をしたようで、U-21日本代表を率いるにあたり、感じるものがあったようだ。

「開催時期、レギュレーション、対戦相手、ピッチ状況、様々なことに対応していかなればならない。選手の枠も加味していきながらグループを作っていかないといけない」

「来年、チーム自体がスタートするが、一つひとつ積み重ねていく、一つひとつ前進していくこと。あとは最初に集まった選手たちと最後にオリンピックに出場する選手は必ず代わっている」

「最初に集まった選手とオリンピックに出場する選手は必ず代わると思う。そのなかに海外組であったり、色々なタイプの選手が入ることを想定しながら、プレーモデル、ビジョン、コンセプトを明確にしてチームを作っていきたい」

そんな大岩監督は鹿島を去ってから現場を離れるブランクが2年間もあるが、JFAの指導者養成に関わるなかで「U-18の選手たちを指揮するタイミングもあり、代表チームを率いる難しさも勉強できた」とそれを形にしたいと
話した。

「個人的に戦術的にも、戦略的にも、チームビルディングの部分でも新たなインプットでき、今度はそれをアウトプットしていく時期がきたと思っている。この機会にしっかりとしたチームを作り上げていきたい」




◆U-21日本代表監督就任の大岩剛氏が所信表明 「パリ五輪出場、上位、そして優勝を」(超WORLDサッカー!)





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