日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年2月19日土曜日

◆鹿島岩政コーチがG大阪戦で初指揮 新しい鹿島を作る一歩へ(報知)






 鹿島の岩政大樹コーチがアウェーG大阪戦で、指導者として初陣を迎える。レネ・バイラー監督がコロナ禍による入国制限のため、チーム合流は3月以降となり、ルヴァン杯と合わせた序盤の公式戦5試合は代理で指揮を執る見通しだ。初戦を前にオンラインで会見した岩政コーチは「5連勝で(監督に)引き継ぐと選手に宣言しているので、5連勝で引き継ぎたい」と意気込んだ。

 岩政コーチは2018年に現役を引退後、様々な角度からサッカーを学んだ。大学サッカーの指導に携わり、テレビ解説、評論家としても活動。「色んなことに挑戦して、自分がどの道に進むべきか、見極めたい。どの可能性も消したくない」とし、本の出版にも積極的に取り組んできた。昨年12月、古巣の鹿島からオファーを受けた。5シーズン、国内タイトル獲得から遠ざかる鹿島変革の一翼を担うことを期待され、「迷うことはなかった」と快諾した。

 就任後は選手に過去よりも「今、未来」。そして模倣よりも「創造」を意識させた。

 「僕が(鹿島の選手として)勝っていたのは13年も前の話。当時とはサッカーもまるで違う。あの時代のことを追いかけようとしても意味がない。自分たちで新しいサッカーを作ろう」

 「もし僕が選手だったら、勝ってきた時代の人が来て、勝っていたぞという話をしたら胡散臭くて仕方がない。そうはなりたくない。新しい時代を作らなきゃいけない立場にいる。昔の価値観が、邪魔になることもある。新しい強さを身につけ、勝ち取ることで世界にアピールしていく」

 この言葉に背中を押され、昨季まで歴史を気にしていた選手たちの視線は前へ、そして苦しそうだった表情にも変化が見て取れる。

 そんな岩政コーチが思い描く、開幕戦のプランは「がっぷり四つ」。現役時代から選手名鑑を読むことを趣味とするほどの研究家。G大阪対策はいくつも考えただろうが、「小手先で片野坂監督に挑もうということではなく、がっぷり四つで行こうと。開幕戦はそういう組み方にしようと思っている」と自分たちの形を最優先にメンバーを決めていく方針だ。

 鹿島がどのように変わり、的確な解説でお茶の間をうならせた岩政コーチはどう動くのか。ドキドキとワクワク。開幕戦ならではの空気を感じられる一戦になる。


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