明治安田生命J1リーグ第21節 札幌0―0鹿島 ( 2022年7月10日 札幌ドーム )
FW鈴木優磨不在の鹿島が札幌を攻略できずにスコアレスドローに終わった。この試合で攻撃的MFを任されたMFピトゥカは「僕らはつなぐ技術があるチームなのにロングボールを多用することで苦しい状況を作ってしまった」と苦言を呈した。
ここまではFW鈴木がロングボールを収めていたが、欠場したこの日は土居聖真主将、エヴェラウドの2トップが先発。前半は効果的な攻撃ができず、シュートは1本のみ。試合を通じても5本と決定機も数えるほどだった。攻撃の舵取りを任されているピトゥカは「(鈴木は)重要な選手には変わりないが、エヴェラウドと(土居)聖真でも戦えると思う」とした上で「彼らにロングボールを当てて何かできるかといったら難しい。彼らの能力を生かす組み立てをしっかりしないといけない」と課題を口にしていた。
◆攻撃空転の鹿島 MFピトゥカが苦言「ロングボールを多用しすぎた」(スポニチ)