札幌とスコアレスドローに終わった
鹿島アントラーズはJ1第21節で北海道コンサドーレ札幌と対戦。両者最後までゴールを奪うことができず、スコアレスドローで試合を終えた。J1では9試合ぶりに無得点に終わった鹿島だったが、試合後サポーターは選手に怒りを露わにする。
試合は互いに一進一退の攻防を繰り広げ、82分には札幌の最終ラインを抜け出したアルトゥール・カイキが右サイドの角度のないところからシュートを放つ。しかしこのボールはGK菅野孝憲に防がれてゴールを奪うことができず。試合はこのまま終了し、鹿島は勝点1を得る結果となった。
その試合後の挨拶では、ゴール裏の一部の鹿島サポーターとDF安西幸輝が言い合う姿も見られた。サポーターは怒りを露わすると、安西も前に出て異を唱えようとする。しかしキャプテンの三竿健斗が安西の口を抑えて制止させる。場内は騒然となったが、他の鹿島サポーターからエールの拍手が送られ、選手たちはそのままスタジアムを後にする。
後半はカイキの決定機のみで得点を奪うことができなかった鹿島。上田綺世の移籍や鈴木優磨不在だった今節は攻撃の軸が最後まで定まらず。サポーターもストレスを溜める試合となってしまった。
◆一部の鹿島サポーターが札幌戦後に怒りを露わ 安西幸輝と一触即発で場内騒然(the WORLD)