ACL出場権獲得へわずかながら可能性、相手は残留争いの渦中に。
[J1 34節] 鹿島 – G大阪/2022年11月5日14:00/県立カシマサッカースタジアム
J1リーグ鹿島アントラーズのGK早川友基が11月3日、オンラインによる取材に応じて、今シーズンのラストマッチになる最終節のホームでのガンバ大阪戦に向けて抱負を語った。
5位の鹿島は大量得点での勝利と3位サンフレッチェ広島がサガン鳥栖に事実上複数失点で敗れるのを条件に、ACL出場権の3位を狙える状況にある(さらに4位セレッソ大阪の結果m関係)。一方、ガンバ大阪は現在残留圏の15位にいるが、16位のJ1参入プレーオフ枠、17位の自動降格枠、いずれの可能性もある崖っぷちの状況だ。
「相手は死に物狂いで来ると思うので、それに対し、いつも通り自分たちの目指しているサッカーであり、練習から取り組んでいるプレーであり、どんどん出しながら勝ちにつなげていきたいです。(G大阪について)前線にレアンドロ・ペレイラ選手、パトリック選手、日本人でもたくさん力強い選手が揃っています。攻撃にすごく厚みがあるので、クロスボールなど個のところに注意しながら、しっかり守備を中心に戦っていきたいです」
早川はそのように語る。
明治大から加入してプロ2年目、リーグデビューを果たすと、これまで4試合連続で出場。先日10月29日の清水エスパルス戦では、1-0と自身初の無失点で勝利に導いた。
「1試合ずつ積み重ねて、新たな経験ができています。徐々に試合には慣れてきましたが、その積み重ねでプレーの幅も広がり、自信につながっています。GKの代表として試合に出ています。責任を持ち、無失点に抑えて勝利をもたらせるキーパーを目指して戦っていきたいです」
武器はシュートストップとビルドアップ。その武器を、試合の流れを読みながら生かしていきたいという。
泣いても笑ってもあと1試合。早川は「最終節をホームの応援もあるなかでできます。必ず勝って今シーズンを締めくくれるように、全員で全力を尽くして戦いたいと思います」と、カシマで迎える最終戦での2試合連続無失点と一戦必勝へ気合を入れていた。
◆【鹿島】GK早川友基が最終節G大阪戦へ「攻撃にすごく厚みがある」とクロス対応をポイントに挙げる(サカノワ)