J1鹿島は26日、キャンプを張っている宮崎市内で練習を行った。ニーム(フランス)から古巣に復帰したDF植田直通(28)は「今までひどいゲームをしてきているので、リーグ(の開幕)も近くなっているし、厳しさを持ってやりたい」と、27日のJ2町田との練習試合を見据えた。
キャンプでは前線からのプレスや自陣からのビルドアップなどに取り組んでいる。しかし、キャンプ中に行った練習試合2試合ではミスが絡んだ失点も目立ち、ここまで計11失点と苦しむ。「4、5点入れられるのは戦術うんぬんではないと僕は思います。チームを統率する力も出していければ」と植田。2月18日のリーグ開幕戦・京都戦が迫る中で、新たなことにチャレンジしつつ、結果も求めていく。
今季は2018年7月に欧州に移籍して以来の古巣でのプレーとなる。「タイトルを獲ることだけ。そのために帰ってきたので、それだけです」。27日の試合では、最後にJ1を制覇した16年を知るセンターバックがチームに安定感をもたらす。
◆J1鹿島・DF植田「リーグの開幕も近くなっているし、厳しさを持ってやりたい」 27日にJ2町田と練習試合(サンスポ)