J1福岡は26日、鹿島のDF小田逸稀(24)を完全移籍で獲得したと発表した。
左右のサイドバック(SB)をこなせる小田は東福岡高出身で2年時に全国高校選手権の優勝に貢献し、卒業後に鹿島に加入。2020年はJ2町田、21年はJ2千葉に期限付き移籍して主力としてプレー。鹿島に戻った昨季はリーグ戦2試合に出場した。
福岡は左SBの志知が広島に移籍。亀川が横浜FCから6年ぶりに復帰したが、手薄なポジションとなっており、補強が急務になっていた。
佐賀県唐津市出身の小田は、東福岡高で東京Vから福岡に新加入した佐藤と同学年だった。
小田はクラブを通じ、「高校3年間を過ごした福岡の地で再びプレーすることができ、すごくうれしいです。自分の特徴である球際、空中戦の強さ、攻撃参加に注目してください。福岡の勝利のために、全力で頑張ります。ともに戦いましょう!」とコメントした。(向吉三郎)
◆J1福岡が鹿島の小田逸稀を完全移籍で獲得 東福岡高の全国制覇メンバー、手薄なSB緊急補強(西日本スポーツ)