日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年1月24日火曜日

◆【Jリーグレンタル通信簿】期限付き移籍から復帰した注目の10人。武者修行でパワーアップ!?(フットボールチャンネル)






明治安田生命Jリーグの2023シーズン開幕まで1か月を切り、各チームは準備を進めている。期限付き移籍から復帰した選手にとって、今季は勝負のシーズンとなるだろう。期限付き移籍から復帰した選手をピックアップして移籍先での活躍を5段階(A~E)で評価する。


染野唯月(そめの・いつき)


生年月日:2001年9月12日(21歳)
2023所属クラブ:鹿島アントラーズ
2022期限付き移籍先:東京ヴェルディ
2022リーグ戦成績:16試合4得点0アシスト
移籍先での評価:D

 尚志高校から鹿島アントラーズに加入した染野唯月は、プロの壁にぶつかっていた。Jリーグ初ゴールは3年目の5月。ただ、このシーズンも出場時間は限定されており、7月に東京ヴェルディへの期限付き移籍を決めた。

 ヴェルディでは加入から3試合目で初ゴールを決めたが、以降はゴールから遠ざかる。しかし、終盤戦で3試合連続ゴールをマークし、16試合4得点という成績でシーズンを終えた。パリ五輪世代のエース候補だったが、3月のU-23ドバイカップや5月のAFC U-23アジアカップには選ばれず。シーズンを通して見れば、決して満足のいく成績が残せなかったことは明らかだった。

 それでも、覇権奪回を目指す鹿島の一員として2023シーズンに臨む資格が与えられた。昨夏に上田綺世が抜け、2020シーズンに18得点をマークしたエヴェラウドも今オフに退団。熾烈な競争が予想される攻撃陣の一角に食い込めるか。プロ4年目の今季は染野にとって勝負のシーズンとなる。


垣田裕暉(かきた・ゆうき)

生年月日:1997年7月14日(25歳)
2023所属クラブ:鹿島アントラーズ
2022期限付き移籍先:サガン鳥栖
2022リーグ戦成績:28試合6得点1アシスト
移籍先での評価:B

 垣田裕暉が鹿島アントラーズに戻ってくるまでに要した時間は実に6年。その間にJ1で64試合14得点、J2で147試合37得点という結果を残し、25歳となった。決して急成長を遂げたわけではないが、着実に結果を残して古巣に帰ってきた。

 2020シーズンには徳島ヴォルティスで17得点を挙げて、J1昇格に貢献した。翌年にチームは降格するも、自身はJ1初得点を含む8得点を記録。サガン鳥栖に活躍の場を移した昨季は6月までに5得点を記録したが、控えに回る試合も多く前年を下回る結果に終わった。

 鹿島は昨夏に上田綺世が抜け、今オフにはエヴェラウドも退団。鈴木優磨に続く立場を染野唯月や知念慶らと争うことになる。厳しい競争を勝ち抜いた先に、垣田のさらなる成長と鹿島の躍進が待っている。走力を含めたフィジカル面の優位性を活かしてポジション争いに名乗りを挙げる。





藤尾翔太(ふじお・しょうた)
荻原拓也(おぎわら・たくや)
ターレス
佐藤瑶大(さとう・ようた)
成岡輝瑠(なるおか・ひかる)
谷晃生(たに・こうせい)
宮代大聖(みやしろ・たいせい)
鈴木海音(すずき・かいと)

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