日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年3月6日月曜日

◆J1リーグ「株上げ必至」新天地で輝く7人 好プレーで“即”貢献の新戦力を厳選(FOOTBALLZONE)



佐野海舟


【識者コラム】飛躍を感じさせる新天地移籍組7人をピックアップ


 J1リーグは開幕から3試合を終え、各クラブの明暗が分かれた。そのなかで、注目すべきポイントの1つが新天地で輝きを放つ選手の存在だろう。ここではシーズン序盤からインパクトを残し、さらなる飛躍を感じさせる「株上げ必至」の新天地移籍組7人をピックアップして紹介する。


町田から新加入のMF佐野が、鹿島の中盤で圧倒的なボール回収力を発揮


■佐野海舟(MF/鹿島アントラーズ ← FC町田ゼルビア)

“名は身体を表す”と言うが、中盤で圧倒的なボール回収力を発揮する。4-3-3のアンカーとしてMF樋口雄太やMFディエゴ・ピトゥカに攻守両面で前向きなプレーをさせるなど、J2町田から鹿島に来て1年目とは思えないほど、開幕戦から欠かせない存在となっている。攻撃面のタスクはボールを奪ってからのファーストパスの質だが、少なくとも簡単にボールロストするようなことはなく、左右のウイングにシンプルにボールを預けるシーンが目を引く。局面でボールを奪うだけでなく、全体を動かせるようなってくれば、鹿島のチームとしての強度がさらに上がって行きそうだ。

■小泉 慶(MF/FC東京 ← サガン鳥栖)

“兄貴”の異名をとるほどリーダーシップに溢れる獅子奮迅のMF。加入してすぐにアルベル・プッチ・オルトネダ監督の信頼を勝ち取り、4-3-3のインサイドハーフとして開幕戦から3試合フル出場を果たしている。セカンドボールの奪取力が非常に高く、トランジションから幅広くボールに関わりながら、相手が狙う危険なところも見逃さない。中盤の主力の1人であるMF松木玖生がU-20アジアカップで数試合いないこともあり、予選を突破した場合に5月のU-20ワールドカップでさらに欠くことを想定すれば、MF東慶悟やMF塚川孝輝と連係や立ち位置の関係を強化して、もっとバイタルエリアに関わっていくようなシーンを増やして行ければ、守備の安定を確保しながら得点チャンスを増やしていけそうだ。

(河治良幸 / Yoshiyuki Kawaji)



その他、神戸の齊藤未月、マリノスの井上健太、鳥栖の樺山諒乃介、湘南の小野瀬康介、名古屋のユンカーはこちらから↓
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