日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年4月30日日曜日

◆鹿島・鈴木優磨、3戦連発で今季ホーム初白星&初連勝導いた チームは4発圧勝(報知)



鈴木優磨


◆明治安田生命J1リーグ▽第10節 鹿島4―0G大阪(29日・カシマ)

 鹿島がホームでG大阪に4―0で大勝し、今季初の連勝を飾った。エースFW鈴木優磨(27)が3試合連続ゴール、主将のMF土居聖真(30)も2得点。開幕から苦しんでいた名門が、昨年8月以来となるホーム戦勝利を手にした。神戸はホームで湘南を2―0で下して首位をキープ。広島はアウェーでC大阪に1―0で競り勝ち、2位に浮上。横浜M―名古屋戦では、J1で初めて主審と副審2人をすべて女性審判員が担当した。

 4発快勝だ。鹿島が今季初の2連勝を、昨年8月14日の福岡戦以来となるホーム戦勝利で飾った。負傷からの復帰戦で2得点の主将MF土居は「グラウンドで落としたものは、グラウンドでしか拾えない。悔しさはあったが、顔を上げてやってきた」。笑顔であふれるスタンドを見つめた。

 「聖地」失墜の危機だった。リーグ戦ホーム戦勝率は6割超え(312勝72分け133敗)はJ1でトップ。サポーターの声援、相手チームの長い移動距離と様々な理由が挙げられるが、何よりも負けられないという意識が結果に表れた。30年前に人口4万人の鹿島町(現鹿嶋市)で始まったクラブ。「ホームで勝たなければ客が来ない」という危機感から始まり、強さを醸成してきた。

 ところが、そのホームで、今季は約28年ぶりの5失点。サポーターにチームバスを止められ、大ブーイングを浴びた。裏を返せば愛のムチ。若い選手たちは「カシマ」のいるべき位置を思い知らされた。3戦連発と奮闘したFW鈴木も「正直、たくさんの応援がアウェーに感じられることもあった」と振り返った。今季初の連勝。本来の姿を取り戻しつつある。(内田 知宏)





◆鹿島・鈴木優磨、3戦連発で今季ホーム初白星&初連勝導いた チームは4発圧勝(報知)


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