<ベルギー1部リーグ:ウェステルロー3-5セルクル・ブリュージュ>◇中位プレーオフ第2節◇7日◇ウェステルロー
セルクル・ブリュージュのFW上田綺世(24)がPKで2ゴールを決めて今季リーグ20得点に到達した。得点ランキング首位のヘントFWカイパース(21得点)に1点差と迫った。後半27分までプレーし、試合は5-3で勝った。
上田はチームのエースとして当然のようにペナルティースポットにボールをセットした。前半18分の1本目のPKは左へ、同ロスタイムの2本目はGKの逆を突いて右に蹴り込んだ。
加入1シーズン目。ゴールという結果を残し続けたことでチームから完全に信頼を得た。4月からPKキッカーも任されるようになり、そこからPKだけで4点を追加した。4月23日のレギュラーシーズン最終節、ワーレゲム戦で失敗が1本あったものの、今季は通算5本中4本成功。他の選手は計3本の試行で失敗が2本あった。
欧州1部リーグで日本選手がPKだけでシーズン4得点は、98-99年のセリエAでペルージャのMF中田英寿が記録。中田も移籍1季目でチームの中心選手として活躍し、シーズン2桁得点を達成した。今回の上田の1試合2本のPKはエースの証し。上田が無得点だった試合でチームは3勝7分け10敗と大きく負け越しているが、得点した試合は11勝5分けと16戦負けなしとなった。
「4月からPKキッカーも任されるようになり、そこからPKだけで4点を追加した。今季は通算5本中4本成功。他の選手は計3本の試行で失敗が2本あった」
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) May 8, 2023
◆【データが語る】#上田綺世 が2本のPKを決めて20得点到達 信頼深めて4月からPKキッカー(ニッカン) https://t.co/OUTbxpmgzN pic.twitter.com/PNgi1vEOCE