J1浦和は3日、スペインのバルセロナ・アトレティック(バルセロナB)のMF安部裕葵(24)が完全移籍で加入すると発表した。
安部は広島・瀬戸内高から17年に鹿島入り。18年のJリーグベストヤングプレーヤーに選ばれた。19年夏に完全移籍したバルセロナB(3部相当)で20戦4得点と活躍。だが、20年2月に右太もも裏の腱(けん)断裂の手術を受けるなど負傷を繰り返し、21―22年から登録外だった。
浦和は安部を「TOP OF TOP のスキルを備えた攻撃的ミッドフィールダー。ボックス付近でのクオリティーの高いプレーで、得点とアシストに関わり、攻撃の起点になれる選手」と紹介し、期待を寄せた。
安部はクラブを通じて「今日に至るまで、リハビリや私生活をサポートして下さった方々、そして今回の契約を実現させていただいたエージェントと浦和レッズの関係者の方々には、本当に感謝しています。ありがとうございます。少しでも早くチームに溶け込み、タイトル獲得の力になれるよう日々精進していきます」とコメントした。
◆浦和、安部裕葵の獲得を発表「TOP OF TOPのスキルを備えた攻撃的MF」(報知)