鹿島の岩政大樹監督(41)が18日、鳥栖戦(19日、カシマ)に向けてオンラインで取材対応した。対鳥栖は3戦連続で引き分け中。「前節はアウェーで敗れた。これから勢いを出すためにも勝ちがほしい試合になる」と“ドロー沼”からの脱出を誓った。
岩政監督就任後、鳥栖には勝利していない。コーチ時代の22年5月に対戦した4―4の打ち合いを皮切りに、22年9月は1―1、今年5月は敵地で2―2と3連続ドロー。3試合で7得点7失点と派手な試合が続いている。サイドに人数を掛けてくる鳥栖の攻撃に対して、指揮官は「自分たちの失点数は非常にいい数字でここまで来られている。相手にチャンスを作らせないっていうこともできているので、そこは継続でやるところと、多少きにするところと両方バランスよく準備した」と話した。
前節は3位名古屋との上位対決を落とし、首位とは勝ち点11差まで広がった。残りのリーグ戦は11試合だが、ホーム戦は鳥栖戦を含めて7試合を残している。「ホームで勝ち点3をずっと積み上げていければいろいろなことが起こり得る状況だと思う。そのための1試合になる」と意気込みを語った。
◆鹿島・岩政監督 対鳥栖戦“ドロー沼”の脱出誓う「勢い出すためにも勝ちがほしい」(スポニチ)