鹿島は29日、宮崎キャンプ7日目を行った。1部は午前9時30分から約2時間の全体練習を実施。今季から指揮を執るランコ・ポポヴィッチ監督(56)は自ら実演するなど熱血指導し、練習後には報道陣の取材に応じた。
冒頭は選手たちとのハグから始まり、円陣での青空ミーティング後に技術練習やミニゲーム、実戦形式を実施。ポポヴィッチ監督は「スバラシイネ!」「スゴイ!」と日本語を交えながら、選手へ積極的に声を掛けた。
「いい雰囲気で練習を進めることができている。この時期だからミスがあることはノーマルなこと。そのミスにどのようなアイデア、意図が詰まっているかが大事。そのようなミスには“狙いはいいぞ”と声を掛けるようにしている」
キャンプでは新しい戦術やシステムを落とし込む日々が続く。「選手にとっては退屈だなっていう練習もあると思うが、ポゼッションやゲームの中で戦術や細かいところを詰めることも大切。選手を退屈させずに、重要なところを理解させる」と指揮官。この日は2部の全体練習を午後4時から行う予定で、来月23日の開幕に向けて仕上げていく。
◆「スバラシイネ!」「スゴイ!」鹿島ポポヴィッチ監督が熱血指導で盛り上げる 宮崎キャンプ7日目(スポニチ)