鹿島アントラーズは19日、完全移籍加入が決定していたDFヨシプ・チャルシッチと、双方合意の上で、正式契約を締結しないことを発表した。
今回の発表によると、完全移籍加入でTSCバチュカ・トポラ(セルビア)とクラブ間合意に達し、今月9日のチーム始動日に合わせて合流予定とされていたチャルシッチに、来日後に実施したメディカルチェックの内科検査にて、問題を確認したとのこと。なお、選手本人と協議した上で、詳細を公表することは控えると併せて伝えている。
1993年10月11日生まれで現在30歳のチャルシッチは身長187cm・体重82kgの大型センターバック(CB)で、母国クロアチアの名門であるディナモ・ザグレブの下部組織出身。プロデビュー後は国内複数クラブを渡り歩き、2021年夏にTSCバチュカ・トポラに加入。同クラブでは公式戦通算73試合出場2ゴール2アシストという成績を残している。また、アンダー世代のクロアチア代表への選出経験もあり、U-19では16試合、U-20では6試合、U-21では2試合に出場していた。
◆鹿島、加入決定のCBチャルシッチと双方合意の上で正式契約締結せず…メディカル検査で問題確認(サッカーキング)