J1鹿島のFW鈴木優磨(27)が、顔面の複数箇所の骨折により、近日中に手術を受けることが31日、関係者への取材で分かった。全治までの期間は、術後の診断で明らかになる見通し。
30日に宮崎市内で行われたJ2徳島との練習試合で、空中戦で競り合った際に相手選手の頭部と激しく接触。自力で歩いてピッチを後にしたが、治療のためそのまま宿舎へと直行しており、状態が心配されていた。関係者によると、鈴木はすでに帰京し、早急に手術を受ける方向で調整を進めている。
鹿島の下部組織出身の鈴木は、2015年にトップチームに昇格し、19年途中までプレー。その後、ベルギー1部シントトロイデンを経て22年に復帰し、昨季はリーグ戦33試合の出場でチームトップの14得点を挙げていた。今季もポポビッチ新監督(56)を迎えたチームでエースとして期待されており、副キャプテンにも就任している。今季の開幕戦となる23日のJ1第1節・名古屋戦(豊田ス)まで1か月を切っており、長期離脱となれば鹿島にとって大きな痛手となる。
◆鹿島・鈴木優磨、顔面骨折 近日中手術で長期離脱の可能性も 練習試合で激しく接触(報知)