日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年8月25日日曜日

◆2013Jリーグ ディビジョン1 第22節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/50361

J1 第22節 横浜F・マリノス戦 マッチレビュー

首位相手に痛快な逆転劇!エースの大迫が2ゴールの活躍で勝利を呼び込む!

今シーズンのリーグ戦でホーム無敗を維持している鹿島は、第22節に横浜FMを本拠地に迎えた。勝ち点9差で追う首位チームが相手となっただけに、是が非でも勝利が欲しい一戦となったが、大迫の2ゴールを挙げる活躍もあり、2-1で競り勝った。

序盤は横浜FMの鋭い出足に押されて劣勢に立たされたが、徐々に挽回。リズムを掴み始めると、13分に決定機をつかむ。右サイドを突破した遠藤が中央にクロスを入れると、ゴール前まで駆け上がっていた柴崎がボレーシュート。GKも外した決定的な一発だったが、ゴール寸前で横浜FMの小林にクリアされて先制点とはならなかった。

得点まであと一歩まで迫ると、直後の15分にも土居のロングボールに抜け出した大迫が、中澤との競り合いを制し、GKとの一対一まで持ち込むが、シュートはGKの好セーブに遭い、得点ならず。先制のチャンスを逃すと、19分にはカウンターから中村のスルーパスを受けたマルキーニョスにGKとの一対一を冷静に沈められ、均衡を破られた。

同点を狙う鹿島は、前半終了間際の43分に右サイドの土居からのクロスを大迫がヘディングで合わせた。しかし、シュートはゴールライン寸前で横浜FMの中町にクリアされてしまった。

1点ビハインドのまま後半を迎えると、トニーニョ・セレーゾ監督が早めの交代策で流れをつかみにかかる。後半開始からジュニーニョ、53分に本山を投入すると、采配がズバリ的中した。69分に小笠原から中盤でボールを受けた本山が前線にスルーパスを供給。ボールを受けた大迫がトラップで中澤を振り切ると、GKとの一対一を冷静に沈めた。

同点に追い付くと、78分にも再び本山と大迫のラインで横浜FMゴールをこじ開けた。本山が巧みなパスで大迫につなぐと、大迫が中澤と対峙しながらドリブルでゴール前に突進。ペナルティエリア手前に差し掛かったところで、右足を一閃。振りの速い右足から放たれた一撃が鮮やかにゴールネットを揺らした。

試合をひっくり返した鹿島は、守備陣も横浜FMに同点ゴールを許さずに逃げ切りに成功。自己最多となるリーグ戦11得点目を記録したエースの活躍もあり、首位相手に痛快な逆転勝利を収めた。

鹿島はホーム無敗を続けるとともに、首位との勝ち点差を6に縮めた。次節は中3日で、敵地での清水戦。首位撃破の勢いそのままに、優勝争いに向けて何としても3連勝をつかみたい。



【この試合のトピックス】
・土居が通算10試合出場。
・大迫が2得点で今季リーグ戦11ゴール。これが自己最多記録。
・リーグ戦での横浜FM戦勝利は2010年10月24日のJ1第27節以来、約3年振り。この時はカシマで2-0の勝利だった。
・この勝利で、今季リーグ戦ホームゲームは9勝2分と無敗が続く。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・待っていても何も始まらない。積極的にボールを奪い、前へ仕掛けよう。
・相手に自由にリズムを作らせてはいけない。相手ボールの場面では、必ずプレーをきること。
・バランスを崩さないように、常に各ラインの距離感を意識すること。

横浜F・マリノス:樋口 靖洋
・守備は中盤でのプレスバックをしっかりやること。
・攻撃はバランスを崩さずに2点目を取りにいこう。
・失点ゼロへの拘りを切らさないで、最後まで戦おう。

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・素晴らしい勝利で内容的に両チームとも素晴らしく、サッカーの醍醐味を見せられた試合だったのではないか。多くのチャンスを作り出した前半の内容から、負けに値する試合ではないと確信していた。

・大迫をエースと言いたいが、チームというのは11人。彼プラス10人ということが、1つのチームである。それは冗談だが、本当にチームの顔になりつつある選手。チームというのは、一人ひとりがやるべき役割というものをしっかりやっていく。そして、機能的なことを発揮する。「チャンスは作っているから大丈夫だぞ」という言葉を選手にかけた。チャンスを作れていることはチームが上手くいっている。作れないときは問題が発生しているということ。確かに前半に決められなかった部分はあったが、後半にしっかり決められた。

・まだ若い選手は間合いの詰め方とか、自分の間合いから寄せられる距離とか、試合の経験を積んでいかないとわからないことがある。逆にベテランの選手となれば、過去の接触で痛い目に遭っているからその間合いで行かないとかいう部分はある。そこの微調整を上手く全員でやっていければと思う。チーム全員で団結して戦うということが、アントラーズの伝統であって、それを全員がやり続けることをそれぞれがやってくれればと思う。

・残念ながらみんなが年齢を重ねて上手く動けなくなる時も出てくる。それが人間にとっては残酷な使命。ただ、本山選手が入って最初3回ぐらいのボールタッチは、彼の孫の代まで暴言を吐いてしまったが、その後にあれだけ攻撃陣を駆使して得点場面を作り出したということを見ると、彼がもっと若くていい状態にいればと思うほど素晴らしくファンタスティックな選手だ。今日はサポーターの皆さんにも感謝したいと思う。


横浜F・マリノス:樋口 靖洋
鹿島相手だったら、2点目を取らないとゲームは決まらないと、試合前からずっと言っていることだった。それをどう取りにいくかというところで、チーム全体の共有を図ろうというのがハーフタイムの指示だった。全体的に後ろに重心がかかりすぎて、カウンターから何回かチャンスがあったが、やっぱり2点目を取れなかったところが大きな問題だと思う。サイドでプレスに出て行くスイッチが少し遅れ始めて、ちょっと全体がボールへのアプローチの間合いが遠くなっていた。間々にボールを入れられ始めて、結局、バイタルエリアのところでターンされた。そこのところを閉じられなくなっていた。うちはハードワークを要求している部分もあるし、それをするためにも、しっかりと中3日だが、次に向けていい状態に戻すことが大きなポイントになる。

選手コメント

[試合後]

【大迫 勇也】
何が何でも勝ちたいという気持ちで挑んだので、それが叶って良かった。トップ下の選手が俺を見てくれれば、トップスピードで行ける。最近は聖真も見てくれるようになった。モトさんも常に俺を見てくれている。DF陣が0-1の時間を長くしてくれたので今日は勝てた。2点目を取られたら前と同じ結果だったと思う。

【青木 剛】
横浜FMは先制するとブロックを作って戦い方も上手いチームだが、後半は諦めずにやった。その結果、攻撃陣が打開して逆転できた。アウェイでも終了間際にパワープレーで来られて失点を許していたので、今日はその反省が活かされたと思う。大きい勝利だが試合が続くので切り替えて良い準備をしたい。

【前野 貴徳】
勝てた事は良かったが修正しなくてはいけない事もある。前半は良くなかった。後半は厳しく行こうと自分だけでなくチームとしても心がけた。ただ前半からチャンスは作っていたので、点は入ると思っていた。サコが2点取ってくれて良かった。

【山村 和也】
勝ててホッとした。失点した場面は股を通されてしましったが、青木さんに行ってもらうなど違った対応が出来たのではないかと思う。大事なところで決めてくれるサコに感謝したい。

本山選手、曽ヶ端選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。

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