http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130825-OHT1T00048.htm
◆J1第22節 鹿島2─1横浜M(24日・カシマスタジアム) 大分と1―1で引き分けた広島は、鹿島に逆転負けした横浜Mと勝ち点44で並び、得失点差で首位に返り咲いた。
まさにエースだ。鹿島のFW大迫が首位の横浜Mから2ゴールをマークし、シーズン初の2ケタ得点を達成。2戦連発の11得点目で逆転勝ちに貢献し、チームを優勝争いに踏みとどまらせた。
今季、横浜Mから公式戦初勝利を呼び込む2発。日本屈指のセンターバックコンビの中沢、栗原相手にも屈しなかった。昨年との違いを「僕が点を取らないとダメだと思うようになった」という。
前半はチャンスをことごとく外した。前半15分には中沢を振り切り、GKと1対1になったものの決めきれず。逆にFWマルキーニョスに先取点を許す苦しい展開になった。そのマルキーニョスは10年まで鹿島に在籍。「ゴールに対する姿勢や意欲もある。駆け引きもうまい」と参考にしてきた。今回は、その偉大な先輩の前で成長した姿を見せた。
チームも今季リーグ戦ホーム負けなしを11試合に伸ばした。日本代表が発表される29日まで、リーグ戦はあと1試合。「(2ケタ得点は)通過点。まずはJリーグ。次に負けたら意味がない」と大迫。柿谷、豊田の代表組に負けない輝きを放った。