日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年8月8日木曜日

◆【鹿島】大会史上初2連覇!大迫ハットで代表入りアピール(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130807-OHT1T00258.htm

 ◆スルガ銀行チャンピオンシップ 鹿島3―2サンパウロ(7日、カシマスタジアム) 鹿島(12年ナビスコ杯優勝)が、サンパウロ(12年コパ・スダメリカーナ優勝)と対戦し、3―2で勝利した。鹿島は、ウルグアイ戦(14日・宮城ス)での日本代表入りを狙うFW大迫勇也(23)が、プロ初のハットトリックを達成。後半、一度は追いつかれたものの、終了間際に大迫が決勝点を押し込み大会史上初の2連覇を達成した。

 思わずはにかんだ。「俺?」。後半ロスタイムにMF柴崎のシュートが腹に当たり、コースが変わりゴール。大会初となる2連覇を決めた殊勲弾にも「あれでハットトリックは恥ずかしいよ」と笑った。

 日本代表入りへ最後のアピールだ。3日の大宮戦と同じく、1トップとして先発。まずは前半24分に、元ブラジル代表GKロジェリオ・セニから先制弾を決めると、同39分に2点目。後半、自ら得たPKを、やり直しを含め2度失敗したため「もっと取れた」と反省したものの、王国の名門相手に圧倒的な存在感を示した。

 2得点を挙げた東アジア杯後、7月31日の名古屋戦では1点を決めたが、チームは敗戦。勝利した大宮戦では不発に終わり、強烈な印象は残せなかった。それでも、代表を経験し、自信を深めたのは確かだ。鹿島の鈴木満強化部長(56)は代表での活躍に「トータル的に良かった。ポストプレーもそうだし。チームでも意欲が出てくるんじゃないかな」と評価。トニーニョ・セレーゾ監督(58)も試合後「(3点目は)ストライカーとしてあそこにいる努力を続けてきた結果。日本風に言えば『持っている』」と成長に目を細めた。

 8日にはウルグアイ戦の代表メンバーが発表されるが「気にしていない。まずはJリーグ」と目の前の試合に集中した。背番号9は、どんな状況でもゴールだけを狙い続ける。

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