日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年8月28日水曜日

◆内田アシストのシャルケ、薄氷を踏む思いでCL予選を突破(スポナビ)


http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/headlines/article/20130828-00000042-goal

27日に行われたチャンピオンズリーグ予選プレーオフ・セカンドレグ、PAOK対シャルケの一戦は、3-2でアウェーのシャルケが勝利を収めた。この結果、2試合合計4-3でシャルケが本選出場を決めている。DF内田篤人は右サイドバックでフル出場し、1アシストを記録した

ホームでのファーストレグで1-1とアウェーゴールを献上して引き分けているシャルケは、立ち上がりから先制点を狙う。3分、フクスのFKからジョーンズのヘッドがGKヤコボを襲うなど、セットプレーからPAOKゴールを脅かした。

だが、その後はPAOKにうまく試合をコントロールされ、チャンスをつくれず。試合はこう着状態のまま時間だけが過ぎていく。次に決定機が生まれたのは41分。ヘーガーのスルーパスから、ファルファンがシュートに持ち込むが、これはヤコボに阻まれた。

しかし、これが流れを変えたのか、直後にシャルケは待望の先制点を奪う。ディフェンスラインからのロングボールに、攻め上がった内田が反応。裏のスペースを突くと、ペナルティーエリア内で胸トラップし、柔らかいタッチで中に送る。これにショライが合わせ、貴重なアウェーゴールを手にした。

ビハインドを背負って前半を終え、得点が必要になったPAOKは、後半からペースアップ。すると53分、その勢いを生かして同点ゴールを奪う。シャルケ守備陣がつくった中央のスペースに、ルーカスがスルーパスを出すと、走り込んだアタナシアディスが豪快にこれを叩き込んだ。

これで2試合合計スコアは2-2、アウェーゴールの数も同じとなり、次の1点が勝負の行方を左右するという状況に。そんななか、64分、シャルケにトラブルが発生する。ジョーンズがサルピンギディスへのファウルで2度目の警告を受け、退場となってしまった。

だが、数的不利に陥ったシャルケは、早い段階で大きなアドバンテージを手にする。67分、途中出場のマイヤーのスルーパスに、ダイアゴナルランで守備ラインを破ったドラクスラーが反応。飛び出したヤコボもかわしてシュートを流し込み、貴重な勝ち越し点を奪う。アウェーゴールの数でも上回り、シャルケが優勢に立った。

逃げ切れば予選突破のシャルケは70分、10分前にピッチに送り込んだばかりのマイヤーを下げ、ノイステッターを投入。守備を整えようとするが、79分に失点してしまう。ストッフのFKから、カツラニスのヘッドでネットを揺らされた。

これで再び2試合合計のスコアがタイになり、アウェーゴールで上回るシャルケが逃げ切るか、数的優位に立つPAOKが1点を奪うかという展開へ。85分には、ストッフのドリブル突破を内田が止めたが、シャルケとしてはあわやPKかとヒヤリとさせられた場面だった。

だが90分、ドラクスラーがゴールを目指すPAOKにとどめを刺した。左サイドのスペースを突くと、相手選手2人をかわしてゴール前に侵入し、飛び出してきたヤコボの前で中央のショライ。ショライが難なくこれを押し込み、決定的な追加点を奪った。

これで予選突破を確実としたシャルケは、アディショナルタイムもしのぎ、本選出場が決定。薄氷を踏む思いだったが、辛うじてグループステージへの切符を手にしている。



(C)Goal.com

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