日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年3月6日木曜日

◆大迫 W杯生き残り弾だ!(トーチュウ)


http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/soccer/news/CK2014030502000175.html



 日本代表は5日、東京・国立競技場でニュージーランド代表と国際親善試合に臨む。6月に開幕するワールドカップ(W杯)イヤー初戦で、代表メンバー発表前に行う最後の強化マッチ。改修前の国立競技場での最後の日本代表戦に向け、4日は冒頭15分間以降は非公開で最終調整を行った。FW柿谷不在の中、FW大迫勇也(23)=1860ミュンヘン=はラストサバイバルを勝ち抜く決意を示し、MF本田圭佑(27)=ACミラン=は聖地初得点を復権の手土産にする。

 柿谷の発熱離脱により、ラスト・サバイバル最激戦区となったセンターフォワード。ニュージーランド戦で先発最有力となった大迫が“サコの日”弾で、ブラジルでのエースに名乗り出る。最終調整では最後までピッチに残り、何本も力強いシュートを放った。

 「全部上に行っちゃったけど、感覚的には悪くない」とニヤリ。報道陣から「3月5日はサコの日では?」と問われると「そう? そうなる? じゃあ(ゴールを)決められるように」と笑いながら意気込んだ。

 朗らかな表情は自信の表れだ。今オフ、周囲の反対の声を押し切って、ドイツ2部の1860ミュンヘンに移籍した。鹿島でのエースの座を捨て、あえて未知の環境に飛び込んだ理由はひとつ。「まずはW杯。そのために、自分はこのままではダメだという思いがあった」。入団会見では率直な思いを明かした。

 しかし、加入したチームは連係よりも個人の力に頼った行き当たりばったりのサッカーだった。日本代表や鹿島のようにボールを保持できず、FWにとって絶好のパスは出てこない。最もこだわる「自分のプレー」を周囲は理解してくれていない。それでも大迫は、それを言い訳にはしなかった。「そこは個人の力になってくると思うし、そんなにいいボールがくるわけじゃない。自分の力をもっとつけないといけない」。この2カ月間ひたすら自らを高めることで、4試合2得点と結果を出し、早くもエース格となった。

 ニュージーランド戦前日、豊田らライバルFWたちが生き残りに向けた悲壮感を漂わせるなか、大迫はいつも通りの自然体だった。“サコの日”は冗談にしても、雨の予報には「いいんじゃない。下が滑るから、すごくやりやすい」と言い放った。心身ともに一回り成長した強さとしなやかさで、ザックジャパンの前線の柱を担う。 (宮崎厚志)

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