日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年5月17日土曜日

◆【J1第14節予想スタメン 鹿島vs徳島】前節大敗の鹿島、スタメン見直しで連敗脱出を図る(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20140516/190331.html


今季5得点を記録している鹿島のダヴィ [写真]=清原茂樹

■鹿島アントラーズ チームは3連敗中、先発の見直しも

 川崎に1-4と大敗し、とうとう3連敗と悪い流れが止まらない。若い選手が多いチームなだけに、一度狂った歯車を戻すことができずにいる。連敗中は1トップのダヴィにボールが収まらない場面が目立ち、攻撃に出ようとしてターンオーバーになってしまう。バランスが崩れた状態で守備に入らなければいけないことはチームに大きな負担を掛けており、赤崎秀平の状態が良いことを考えると、先発の見直しがあるかもしれない。せっかく良いスタート切ったダヴィだが、ここは正念場のはずだ。

 先発の入れ替えという意味では、左SBの山本脩斗が前節の前半途中に右大腿部裏を肉離れ。すでに軽いランニングなどは行っているが、今節に出場できるかは微妙なところだ。これまで全試合に先発出場してきた山本だけに、彼を欠くことになると痛い。代役には、速さと勢いの前野貴徳、安定感のある中田浩二がいるが、中田の方が有力か。

 左MFもカイオが一歩リードしていた状況に変化が見られる。ジャイールや豊川雄太、中村充孝が練習では重用されていた。ここ数試合、2列目の献身的な守備がないことで、ボランチの小笠原満男の余計な運動量が増えてしまっている。それを防ぐためにもサイドのMFには献身的な姿勢が求められる。

 この試合を最後にリーグ戦は中断期間に入る。勝って、ナビスコ杯につなげたいところだ。(田中滋)


■鹿島予想スタメン

4-2-3-1

GK
21 曽ヶ端準

DF
24 伊東幸敏
23 植田直通
15 昌子源
6 中田浩二

MF
20 柴崎岳
40 小笠原満男
25 遠藤康
28 土居聖真
33 カイオ

FW
11 ダヴィ


■徳島ヴォルティス 連敗ストップで調子は上向き、課題は得点力

 前節のFC東京戦で引き分け、連敗をストップさせた徳島。更に、ホームゲームで初勝ち点を挙げ、スタジアムを大いに沸かせた。コーナーキックを15本与え、シュートを22本打たれながらも無失点で抑えられたのは大きい。数字だけを見れば、防戦一方だったと思われがちだが、実際の試合内容は徳島が主導権を握る時間も多かった。ここ最近の試合では引き気味に守ってきた徳島だったが、前節はFC東京のシステムの穴を突き、中盤でボールを上手く捌きながら高い位置でプレーする時間を多く作った。

 ボランチを3枚置くような形で斉藤大介がアンカーに入ってセカンドボールを積極的に拾い、高い位置をとった濱田武、小島秀仁が攻撃的な姿勢で前線に絡むことで決定機を作った。更に、初スタメンとなったFWの佐々木一輝もチーム戦術を理解し、嫌なポジショニングを取りながら相手DFを翻弄した。個人としても持ち味であるスピードを生かしたドリブルで仕掛けるなど、前々節G大阪戦の途中出場以来、好調を見せている。

 しかし、残念ながら良い試合運びをしながらも決定力に欠き、勝利には届かなかった。序盤戦の連敗を糧に、徐々に戦い方やスピードに慣れ、無失点に抑えられる試合も増え始めた徳島だが、得点に関しては第13節を終えて3得点と課題が残る。

 今節はリーグ戦3連敗、7失点中の鹿島が相手。中断期間前の最後のリーグ戦に勝利して、後半戦につなげたい。(totoONE編集部)

■徳島予想スタメン

3-4-2-1

GK
31 長谷川徹

DF
4 藤原広太朗
2 福元洋平
26 橋内優也

MF
20 大崎淳矢
16 斉藤大介
14 濱田武
3 アレックス
11 津田知宏
17 衛藤裕

FW
13 高崎寛之

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