http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20140601-OHT1T50272.html
手でボールを投げる練習をする内田
日本代表DF内田が世界有数のサイドバック、ドイツ代表DFラームのようなプレーでチームに貢献することを誓った。右膝裏の負傷からの復帰戦となったキプロス戦(5月27日・埼玉)では決勝ゴールを挙げるなど、存在感を見せた。その後2度の練習で、負傷の状態も「リバウンドも想定内。多少、張りはあるけど、それはけがをした自分が悪い」と順調に回復している。
自然と次のステップも見えてくる。プレーの向上だ。内田は言う。
「どのチームもサイドバックでボールを奪いにくる。そこで簡単に取られるサイドバックだときつい。ボールを運べる選手、見ているとラームはすごくうまい。ゴールからどれだけ遠い位置でもらっても、自分と一緒にボールを運びながら、前に行ける選手というのは、確実性があっていい」
バロメーターは、相手の守備を受けたときでも、攻撃の起点となるパスを出せるか。今後はその点を意識しながら、状態アップを図る考えだ。「ボールが回ってきたら回す。ボールを回すこと、ポゼッションに関しては不得意だと思ったことはない」。コスタリカ戦では、持ち味を取り戻すことがひとつのテーマになる。