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[8.16 J1第20節 鹿島1-0甲府 カシマ]
鹿島アントラーズはホームでヴァンフォーレ甲府を1-0で下し、3連勝を飾った。これで7試合負けなし(4勝3分)とし、首位・浦和を勝ち点4差で追っている。4戦連続ドロー中だった甲府は5試合ぶりの敗戦でリーグ再開後6試合勝利なし(4分2敗)となった。
試合開始早々のスーパーゴールが決勝点となった。キックオフから19秒、DF昌子源の縦パスからMF土居聖真がつぶされると、こぼれ球をMF柴崎岳が拾う。GKのポジショニングを見極め、約30mの距離から右足を一閃。これが鮮やかにゴールネットを揺らし、先制点となった。
2試合ぶり今季5得点目となった柴崎は最近4試合で3ゴール。試合後のインタビューでは「今までやってきたことの積み重ねがやっと芽が出てきた。これを維持しないといけないし、リーグ戦も長いので続けていかないといけない」と胸を張った。
甲府は前半14分、FWクリスティアーノの左クロスにフリーのMFジウシーニョが頭で合わせるが、ゴール上へ。鹿島は同35分、土居のスルーパスからFWダヴィが決定機を迎えるが、左足のシュートはGKの好セーブに阻まれた。
柴崎が「あまり良くなかったゲーム。アントラーズらしいサッカーはできなかった」と振り返ったとおり、苦しい試合だった。後半は甲府のペースで進み、決定機もあった。しかし、後半27分、MF下田北斗のシュートはGK曽ヶ端準がセーブ。同32分にはクリスティアーノの右クロスからFW盛田剛平がヘディングシュートを放つが、曽ヶ端がビッグセーブを見せ、最後まで1点を許さなかった。