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日本サッカー協会は31日、お台場・フジテレビで開催されているイベント『お台場新大陸2014』内で、フットサルエンジョイ志向プレイヤーを対象とした全国大会「JFAエンジョイ5」のPRイベントを開催し、日本代表にサプライズ選出されたサンフレッチェ広島のFW皆川佑介も出席した。
イベントではフットサル日本代表のミゲル・ロドリゴ監督によるフットサルクリニックが行われ、皆川のほか、鹿島アントラーズのDF西大伍、DF昌子源、MF土居聖真も参加し、子供たちと4対5のフットサルで対決するなど汗を流した。
前日30日の徳島戦にフル出場した皆川はこの日、広島から東京へ移動。「チームはオフだけど、自分は代表を控えている。いい運動になったし、リフレッシュもできた」と、子供たちとの交流を楽しんだ様子だった。
この日のイベント参加は代表入りが発表されてから急きょ決まったそうで、「メディアからの視線やファン・サポーターからの視線を含めて、『代表の皆川』と見られるし、そこは180度変わった」と、突如高まった周囲からの注目度に戸惑いも感じている。
同じく日本代表初選出となったFW武藤嘉紀(F東京)は1学年下だが、「大学選抜でも一緒だったし、プライベートでも仲がいいメンバーの一人」。28日のメンバー発表当日も連絡を取り合い、「一緒にピッチに立てたらいいね」と激励し合った。
「自分も武藤も気持ちを大事にして、気持ちを前面に出す選手。ハードワークするところ、球際で戦うところを代表でも出せれば」と、ハビエル・アギーレ監督へのアピールを誓った。
いよいよ9月1日から札幌で代表合宿が始まる。「プレッシャーもあるけど、今は気持ちが高ぶっている。失うものは何もないので、貴重な時間にしたい」。アギーレジャパンは全選手が横一線からのスタートだ。「自分はサプライズ選出だけど、いい意味で期待を裏切りたい」。186cmのストライカーは力強く誓った。
(取材・文 西山紘平)