http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20141114/250219.html
1得点を挙げた本田圭佑(右) [写真]=兼子愼一郎
キリンチャレンジカップ2014が14日に行われ、日本代表とホンジュラス代表が対戦。吉田麻也と本田圭佑、遠藤保仁の得点で3-0とリードして前半を終えた日本は、後半にも乾貴士の2得点と豊田陽平の得点が生まれ、6-0と大勝した。乾と豊田は代表初得点だった。
試合後、本田が勝利を振り返った。
右ウイングの位置で先発出場した本田は「立ち上がりの入り方が良かったですよね。セットプレーで先制点を取れたことで、チームが非常にリラックスできた。あの1点があったかなかったかで、こういう結果になっていたか(わからない)というくらい、大きく違っていたと思う」と先制点がもたらした影響を語った。
そして、右サイドで縦関係に位置した内田篤人とのプレーについて「篤人としっかり連係を取りながら、攻撃的に行かせてもらえた。彼が『前にいていいよ』ということで、その分、攻撃に専念できた」と明かし、自身の得点シーンを振り返って「5メートル後ろにいたら間に合わなかったと思う。サボるということじゃないけど、ボールを取った時のイメージは持てていた。クリアする瞬間には動いていたので、タイミングが良かった。おそらく頑張りすぎると、あの得点はなかった。5メートルは後ろに下がっていたと思うので。それがサッカーの難しさというか面白さというか。今日は結果につながって良かったです」と続けた。
また、アシストの場面にも言及して「顔上げたタイミングで味方が良い位置にいたので、結果につながって良かった」とコメント。再三に渡って内田が右サイドをオーバーラップしていたことについては、「3回くらい走ってくれていたけど、(パスを出して)使わなかったんですよね。後で何か、フォローしておきます」と話した。
来年1月に控えるアジアカップに向けては、「続けることだと思う。代表はそういう集まりであると思っているし、そういう緊張感がないといけない。再スタートというか、しっかり気を引き締めて次の試合へしっかり準備したい。頑張ります」と抱負を語った。
日本代表は18日にオーストラリア代表と対戦し、アジアカップに備える。