日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年11月16日日曜日

◆柴崎、武藤、定位置確保へ黄信号!期待の“チルドレン”巻き返しへ必死(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20141115-OHT1T50285.html



 ◆キリンチャレンジカップ2014 ▽第2戦 日本―オーストラリア(18日、大阪・ヤンマースタジアム長居)

 2人の「アギーレ・チルドレン」が巻き返しを図る。日本代表MF柴崎岳(22)=鹿島=が15日、オーストラリア戦(18日・ヤンマー)へ向けた心境を激白。代表復帰したMF遠藤保仁(34)=G大阪=の好プレーで、一時的にポジションを奪われた形だが、ハビエル・アギーレ監督(55)の信頼を積み重ねる覚悟だ。FW武藤嘉紀(22)=F東京=も結果を残す決意を披露した。チームは愛知・豊田市内で約1時間半の練習を行った後、バスで大阪に移動した。

 練習場には3000人を超えるサポーターが見学に訪れた。しかし、柴崎は必死で練習と向き合っていた。ホンジュラス戦で先発した選手が先に練習を終えてロッカールームに引き揚げると、スタンドからサインを求める声が大きくなった。会場の緊張感は緩んだものの、鹿島の22歳は気にしなかった。

 「前回、前々回(の合宿)と状況が違うのは理解している。だからといって、僕は悔しいっていう見方はしない。チームが勝つという部分を、ベースに考えているから。今、このチームでレギュラーが確定している選手はいない。最終的な判断は(W杯予選などの)大事な試合(の起用)で表れてくる。重要な試合で自分が試合に出られるようにアピールしていく」

 ホンジュラス戦では中盤の右で遠藤が先発し、1得点。ベネズエラ戦(9月9日)から3試合連続でスタメンだった柴崎はベンチスタート。実績も経験も比較にならないほど大きな壁が立ちはだかり、状況は一変した。それでも、柴崎は「悲観することはない」と断言する。

 「今が頂点ではないと思っている。伸びる要素はたくさんある。そのためのトレーニングもやっている。開花じゃないけど、自分が納得できるプレーができるようになると信じている。ひたすら練習するだけです」

 信頼を得るための結果も積み上げていく。

 「途中出場は難しい部分があるのは分かっている。途中から出たときには、1本でも2本でも多くパスを通すとか、自分の持っている力を出し尽くすこと。でも、そういう気持ちは5%くらいで、95%は最初から出たいという思い」

 また、ホンジュラス戦で左FWで先発も無得点に終わった武藤も、巻き返しを狙っている。後半開始から交代で入った乾が2ゴール。

 「自分も得点を取っていかないと、レギュラーをとられてしまう。結果を残したい」

 新司令塔と期待のかかる柴崎と新エース候補の武藤。2人のホープがオーストラリア戦に、強い気持ちで臨む。

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