日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年11月23日日曜日

◆逆転Vへ望み!“常勝軍団”鹿島、残り2節で首位と勝ち点4差!!(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20141123/jle14112305030010-n1.html



 J1第32節(22日、鹿島2-1川崎、カシマ)赤く染まったカシマスタジアムに歓声がこだました。2万261人の後押しを受けた鹿島が2-1で勝利。奇跡の逆転優勝へ望みをつなぎ、セレーゾ監督は満足そうにうなずいた。

 「タイトルを目指すために全身全霊を懸けるのがチームの伝統。(最終節)12月6日の最後の笛が鳴るときに、努力の結果が表れるだろう」

 前半45分にMF遠藤が約20メートルの左足ミドルをねじ込むと、後半8分には23歳のルーキーFW赤崎が頭で追加点。終了間際に川崎MFレナトのFKが壁に当たってゴールに吸い込まれたが、最後まで集中力を切らさず逃げ切った。

 頼れる主将が踏ん張った。MF小笠原は前夜に嘔吐(おうと)など急性胃腸炎のような症状に苦しめられたが、強行出場。後半14分に退くまで周囲を鼓舞しながらプレーした。日頃から「優勝して監督を男にしたい」と話し、後輩からも慕われる存在。必死の姿にチームは奮起した。

 誰もが逆転Vを信じて疑わない。試合前、指揮官は「きょうはチャンピオンが決まることはないだろう」とイレブンを送り出した。日本代表DF昌子は「それを信じてやった」と胸を張る。

 2007年は開幕5戦未勝利も、終盤の9連勝で浦和をかわして優勝した。今季は残り2節で首位浦和との勝ち点差は4。国内最多16冠を誇る常勝軍団の勝負強さを、発揮するときがきた。 (伊藤昇)

鹿島・2007年 奇跡のリーグ制覇

 開幕5戦未勝利で、一時は首位との勝ち点差が「11」に開くなど優勝は絶望視されていた。しかし、徐々に調子を上げると第26節の新潟戦から連勝を続け、首位の浦和を猛追。勝ち点1差の2位で迎えた最終節の清水戦(カシマ)もMF小笠原のゴールなどで3-0と勝利し、9連勝を達成した。同時刻の試合で浦和が敗れ、奇跡の逆転優勝が決定。シーズン中に1度も首位に立たなかったチームの優勝は、これが初めてだった。

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