[4.7 ACLグループリーグ第4節 鹿島2-1広州恒大 カシマ]
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグ第4節が各地で行われた。H組の鹿島アントラーズはホームでグループ首位広州恒大(中国)と対戦し、2-1で勝利した。
鹿島はここまで3連敗。今節の結果次第で敗退が決まる可能性があった。相手は3月18日の敵地戦で3-4と競り負けている中国王者の広州恒大。また、鹿島にとっての大一番に、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督も観戦に訪れた。
立ち上がりから鹿島が形を作った。前半8分にはMF柴崎岳のCKをMF遠藤康がヘディングで合わせる。このシュートはDFの網に引っかかってしまったが、同19分、鹿島は遠藤のアーリークロスが相手DFのハンドを誘い、PKを獲得。これをこの日、27回目の誕生日を迎えた遠藤自らが沈め、先制に成功した。
ただ、広州恒大も徐々に盛り返す。しかし、前半28分のFWエウケソンの抜け出しには、GK曽ヶ端準が判断のいい飛び出しで防ぐ。同34分のエウケソンのFKも、曽ヶ端が手に当てると、ポストに救われる幸運があり、同点弾を許さなかった。
後半、先に決定機を迎えたのは鹿島。6分、MF梅鉢貴秀の横パスを受けた柴崎がコースを突いた右足シュートを放つ。しかし、GKリー・シュアイの好セーブに防がれ、追加点が奪えない。鹿島リードの展開ながら、重苦しい空気が漂い出す。
すると後半29分に予感が的中。左サイドからFWガオ・リンにクロスを許すと、DF昌子源に競り勝ったエウケソンに左足で押し込まれ、試合を振り出しに戻されてしまう。
しかし、後半アディショナルタイムにドラマが待っていた。柴崎のFKから途中出場のFW高崎寛之が決めて鹿島が勝ち越し。劇的勝利を飾った鹿島は、グループ最下位のままだが、突破に望みを繋げた。次節は21日、適地でのウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(豪州)戦となっている。
【順位表】※4節終了
1.広州恒大(中国)(9)+2
2.ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(豪州)(5)+1
3.FCソウル(韓国)(5)0
4.鹿島(日本)(3)-3
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグ第4節が各地で行われた。H組の鹿島アントラーズはホームでグループ首位広州恒大(中国)と対戦し、2-1で勝利した。
鹿島はここまで3連敗。今節の結果次第で敗退が決まる可能性があった。相手は3月18日の敵地戦で3-4と競り負けている中国王者の広州恒大。また、鹿島にとっての大一番に、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督も観戦に訪れた。
立ち上がりから鹿島が形を作った。前半8分にはMF柴崎岳のCKをMF遠藤康がヘディングで合わせる。このシュートはDFの網に引っかかってしまったが、同19分、鹿島は遠藤のアーリークロスが相手DFのハンドを誘い、PKを獲得。これをこの日、27回目の誕生日を迎えた遠藤自らが沈め、先制に成功した。
ただ、広州恒大も徐々に盛り返す。しかし、前半28分のFWエウケソンの抜け出しには、GK曽ヶ端準が判断のいい飛び出しで防ぐ。同34分のエウケソンのFKも、曽ヶ端が手に当てると、ポストに救われる幸運があり、同点弾を許さなかった。
後半、先に決定機を迎えたのは鹿島。6分、MF梅鉢貴秀の横パスを受けた柴崎がコースを突いた右足シュートを放つ。しかし、GKリー・シュアイの好セーブに防がれ、追加点が奪えない。鹿島リードの展開ながら、重苦しい空気が漂い出す。
すると後半29分に予感が的中。左サイドからFWガオ・リンにクロスを許すと、DF昌子源に競り勝ったエウケソンに左足で押し込まれ、試合を振り出しに戻されてしまう。
しかし、後半アディショナルタイムにドラマが待っていた。柴崎のFKから途中出場のFW高崎寛之が決めて鹿島が勝ち越し。劇的勝利を飾った鹿島は、グループ最下位のままだが、突破に望みを繋げた。次節は21日、適地でのウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(豪州)戦となっている。
【順位表】※4節終了
1.広州恒大(中国)(9)+2
2.ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(豪州)(5)+1
3.FCソウル(韓国)(5)0
4.鹿島(日本)(3)-3