原口(左)と大迫(右) [写真]=Getty Images for FC Bayern
ドイツの地元メディアは、ブンデスリーガ第30節における各選手の採点と寸評を発表した。
MF細貝萌とFW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンは、アウェーでバイエルンと対戦し、0-1で敗れた。『Sportal.de』は、先発フル出場を果たした原口に対し「3.5」(最高点1、最低点6)を与え、「原口はヘルタのレギュラーの中で、ますますチームの中心を担う選手となりつつあり、それは彼がバイエルン戦で見せた、何としてもボールを奪ってやろうという、ものすごい強気なところからも分かる。ヘルタの選手の中では、最多となる一対一に挑み、そのうち半分以上で勝った」と、高い評価を与えている。
また、「その一方、チーム1の走行距離をマークしたが、ゲームを作るという点ではもう少し上乗せする必要がある」と、ゲームメイクの面に課題があると指摘した。
日本代表FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンは、ホームでレヴァークーゼンと対戦し、1-1で引き分けた。『EXPRESS』は先発フル出場した大迫に「3.0」の採点を与え、「角度のないところから(相手GK)ベルント・レノにシュートを見舞い、うまいボールの扱いで観客を魅了した」とコメント。
また、『Kölner Stadt-Anzeiger』も同じく「3.0」と採点し、「28分、大迫がボールを胸を落とし、ボレーシュートを放ったのが、その時点までのケルン最大のチャンスだった。彼の2本目のシュートは、(味方の)ヤニック・ゲルハルトにクリアされた」と、大迫の働きぶりを評価している。
次節、ヘルタ・ベルリンはホームでボルシアMGと、ケルンは敵地でアウクスブルクと対戦する。