高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プレミアリーグEAST
高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プレミアリーグEASTは26日、第3節2日目の2試合を行った。
2試合連続無失点で開幕2連勝の鹿島アントラーズユース(茨城)はホームで13年優勝の流通経済大柏高(千葉)と対戦。試合開始直後の前半1分、FW垣田裕暉のゴールで先制した鹿島はU-18日本代表候補CB町田浩樹ら中心に流経大柏の攻撃を封じると、試合終了間際の後半43分にも垣田が加点して2-0で勝った。鹿島は開幕3連勝。得失点差で青森山田高を抑えて首位に立っている。
大宮アルディージャユース(埼玉)が昇格3戦目で初勝利を果たした。アウェーでコンサドーレ札幌U-18(北海道)と対戦した大宮は試合開始直後にFW川田拳登が先制ゴール。札幌も後半にFW菅大輝が同点ゴールを決めたものの、再び勝ち越した大宮が2-1で勝利。大宮は1勝2分、札幌は開幕3連敗となった。
25日には第3節1日目の3試合が行われた。開幕2連勝の青森山田高(青森)はアウェーで昨年優勝の柏レイソルU-18(千葉)と対戦。前半9分、カウンターからMF豊島祐希が右クロスを入れる。これを中央で受けたMF三上孝太が左足で決めて先制した。柏が圧倒的にボールを握って攻めるが、鋭いカウンターで攻め返す青森山田は後半8分、MF神谷優太が右足で鮮やかなFKを決めて2-0。柏も22分にFW伊藤達哉のシュートのこぼれ球をMF大谷京平が押し込んで1点差としたが、GK廣末陸や左SB北城俊幸主将中心に守った青森山田が2-1で勝ち、開幕3連勝とした。
ともに今季1勝1分の市立船橋高(千葉)と清水エスパルスユース(静岡)との一戦は1-0で市立船橋が制した。ボールを握って攻める市立船橋に対し、清水は切り替え速い攻撃から決定機を作り出す。拮抗した戦いは後半31分、MF工藤友暉の右CKからCB白井達也が頭で決めて市立船橋が先制。この1点を守った市立船橋が2勝1分としている。
前節、プレミアリーグ復帰後初白星を挙げたFC東京U-18(東京)がJFAアカデミー福島U18(静岡)に6-0で快勝した。F東京は前半2分、右FKからFW大熊健太が2試合連続となるゴールを決めて先制。12分にも前節ハットトリックのMF佐藤亮が決めて2-0とすると、17分にMF鈴木喜丈、45分にも大熊が決めて4-0で前半を折り返す。後半にもMF生地慶充と佐藤が加点したF東京が快勝で2連勝とした。
【プレミアリーグEAST第3節】(4月26日)
[茨城県立カシマサッカースタジアム]
鹿島アントラーズユース 2-0 流通経済大柏高
[鹿]垣田裕暉2(1、88分)
[宮の沢白い恋人サッカー場]
コンサドーレ札幌U-18 1-2 大宮アルディージャユース
(4月25日)
[船橋市法典公園(グラスポ)球技場]
市立船橋高 1-0 清水エスパルスユース
[市]白井達也(76分)
[東京ガス武蔵野苑多目的グランド(人工芝)]
FC東京U-18 6-0 JFAアカデミー福島U18
[東]大熊健太2(2、45分)、佐藤亮2(12、77分)、鈴木喜丈(17分)、生地慶充(49分)
[日立柏サッカー場]
柏レイソルU-18 1-2 青森山田高
[柏]大谷京平(67分)
[青]三上孝太(9分)、神谷優太(53分)