日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年4月10日日曜日

◆合計8クラブでプレーしたバロン氏、古巣の試合観戦「J1戻るためには…」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20160409/jle16040920070002-n1.html

合計8クラブでプレーしたバロン氏、古巣の試合観戦「J1戻るためには…」

 明治安田J2第7節第1日(9日、千葉1-0金沢、フクアリ)立ち上がりから千葉ペースで進んだ試合は、前半45分にMF富沢清太郎がミドルシュートを決めて千葉が先制点を奪う。後半になって金沢の反撃を受けたが、GK佐藤優也を中心に守備陣が無失点で乗り切って、1-0で勝利した。

 この試合を会場のフクダ電子アリーナで観戦したのが、かつてJリーグでプレーしたバロン氏だ。1996年に甲府(JFL)へ加入し、99年に当時J1だった千葉へ移籍して2年間プレー。その後、清水(J1)、C大阪(J1)、甲府(J2)、鹿島(J1)、仙台(J2)、神戸(J2)、福岡(J1)を渡り歩き、2006年までJリーグでプレーした。今回観戦した千葉では2年間の在籍で58試合に出場。30得点の成績を残しており、99年にはJリーグ優秀選手賞を受賞している。

 現在はブラジルで日本食レストランを経営するバロン氏の来日は8年ぶりのこと。「せっかく日本に来たので、ジェフの試合を見たかった」と本人が希望したため、久しぶりのJリーグ観戦となった。

 かつてプレーしたチームの勝利を見届けたバロン氏は、「試合はほとんどのジェフのペースだった。背番号8(MF井出遥也)が一番目立っていた。彼は点になりそうな多くの場面にからんでいた」と満足した様子で語った。また、自身がプレーしていた当時と比べ、「お客さんが増えていて、環境がぜんぜん違う。選手はこういう雰囲気でプレーしたいので、とてもいいこと」との言葉を残した。

 千葉といえば、J2で戦うのが今年で7年目。これには「J1に戻るためには、お客さんが増えているいまの環境は必要なこと。みんなの力を合わせて、ぜひJ1へ戻ってほしい。最後まで頑張って戦ってください」とクラブ全体にエールを送っていた。(飯塚健司/フリーランスライター)

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