日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年11月8日火曜日

◆大迫、鹿島凱旋弾に“半端ない”自信!「僕が出たら点だけを狙う」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20161108/jpn16110805020002-n1.html

大迫(右)は香川とランニング。古巣・鹿島サポーターらの前で楽しそうに汗を流した (撮影・中井誠)

 サッカー・日本代表合宿(7日、茨城・鹿嶋市内)W杯アジア最終予選B組のサウジアラビア戦(15日、埼玉)などに向けた合宿2日目。一部海外組を除く18人で練習を行った。元鹿島で、約1年半ぶりの代表復帰となるFW大迫勇也(26)=ケルン=は、国際親善試合(11日、カシマ)での凱旋ゴールを宣言。鹿児島城西高時代に「半端ない」と評された“嗅覚”を武器に存在感をアピールする。

軽めの調整を行う香川(左)と大迫=茨城県鹿嶋市内(撮影・中井誠)

 鹿島灘から吹きつける冷たい空気を、FW大迫が吹き飛ばす。プロ入りした2009年から5年を過ごした鹿島でのゴールを高らかと宣言。ハリル体制下での代表初得点に“半端ない”自信をのぞかせた。

 「日本代表として帰ってこられてうれしい。勝つために点を取りたい」

 約1年半ぶりの代表復帰。この日、ドイツから帰国し、古巣の練習場でチームに合流すると、MF香川と談笑しながらジョギング。終始リラックスムードで汗を流した。FWは岡崎や本田など常連の欧州組に加え、リオデジャネイロ五輪世代の久保も加わった激戦区。だが「(ライバルを)意識し過ぎてもだめ。対戦相手と戦うもの」と臆することはない。

 鹿児島城西高時代の2009年高校選手権で10得点10アシストと爆発。対戦相手を「大迫、半端ないって」と号泣させた。J1鹿島を経て欧州での経験が大迫を成長させた。「FWとして試合に出ているのが一番大きい。レベルの高いサッカーに慣れたのが一番の成長」。今季はリーグ10戦すべてに出場し、9試合で先発。9月には2戦連続弾を決め、地元サポーターから「半端ない」ほどの高評価を受け、クラブ月間MVPに輝いた。

別メニューで調整する山口(左)と香川=茨城県内

 最終予選4戦6得点の現状にハリルホジッチ監督から「より得点率を上げてほしい」と期待を寄せられる大迫。「一番好きなスタジアムでできる。僕が出たら点だけを狙う」。海外挑戦で円熟味を増し、日の丸をつけてまずは思い出の地に凱旋(がいせん)する。 (一色伸裕)

★この日の練習

 約1時間半の公開練習。ハリルホジッチ監督が就任当初から重要視するデュエル(1対1の攻防)の強化を意識したメニューをこなした。2対2、5対5での変則ミニゲームも実施。午前中に帰国したばかりのMF香川、FW大迫ら海外組4選手と前日6日にJ2の試合に出場したMF山口は別メニュー調整。夕方の便で到着したFW浅野は途中から練習に加わった。

★大迫、半端ないVTR

 鹿児島城西高3年時に出場した第87回全国高等学校選手権大会で大活躍。初戦から大会史上初の4試合連続2得点を達成するなど10得点を挙げ、1大会での最多得点記録保持者となった。準々決勝の滝川二高(兵庫)戦は、6-2で圧勝。相手DF中西が「大迫、半端ないって、もう」と号泣した姿が話題となり、サッカー界の流行語となった。

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