日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年1月15日日曜日

◆【鹿島】柴崎、スペイン1部ラスパルマスと週明け交渉(報知)




 鹿島のMF柴崎岳(24)の海外移籍交渉が週明けに本格スタートすることが14日、分かった。スペイン関係者らによると、すでに柴崎の代理人が渡欧。スペイン紙「アス」が13日付で獲得を検討していると報じた同国1部ラスパルマスとも接触する見込みだという。柴崎には同1部ヒホン、同2部バジェカーノ、ヘタフェのほか、ドイツの複数クラブも獲得オファーを検討している。

 柴崎はクラブW杯決勝のRマドリード戦(昨年12月18日・横浜国際)で2得点を挙げ、世界中から注目される存在になった。鹿島との契約が1月末で切れるため、移籍に違約金がかからないことも獲得を後押しする材料だ。所属する鹿島も海外挑戦については「しょうがない」(クラブ幹部)と容認する方針。これまで欧州の移籍市場が開くたびに海外移籍を目指してきたが、最も交渉がまとまりやすい状況が整っている。

 移籍交渉では年俸をはじめとする条件面のほか、評価や起用法についても話し合われることになる。柴崎は「海外に移籍できれば、どこのクラブでもいいというわけではない。タイミングというのもある」と話しており、移籍先には〈1〉欧州の上位リーグ(中でもスペイン)〈2〉自分の力を必要とされ成長できる環境―という希望を持っている。現在、鹿島に正式オファーは届いていないが、海外挑戦は秒読み段階に入ってきた。

 ◆柴崎 岳(しばさき・がく)1992年5月28日、青森・野辺地町生まれ。24歳。野辺地小2年でサッカーを始め、青森山田高2年時の2009年2月に鹿島入りが内定。12年にJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞し、日本代表にも初選出された。国際Aマッチ通算13試合3得点。J1通算141試合14得点。175センチ、64キロ。
 ◆ラスパルマス 1949年設立。スペインの首都・マドリードから約2000キロ離れた大西洋に浮かぶグラン・カナリア島に本拠を置く。国王杯準優勝1回(78―79年度)。本拠地はエスタディオ・グラン・カナリア(3万1250人収容)。1部昇格2年目の今季は17節終了時で8位。主なOBに元スペイン代表MFバレロン、名古屋などで活躍したFW福田健二ら。

http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20170115-OHT1T50006.html

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