日刊鹿島アントラーズニュース
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2017年4月11日火曜日
◆[MOM2093]鹿島FW金澤蓮(3年)_急伸のストライカーが抜け目ない先制弾で勝利を呼ぶ(ゲキサカ)
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.9 高円宮杯プレミアリーグEAST第1節 市立船橋高 1-2 鹿島ユース 味スタ西]
市立船橋・朝岡隆蔵監督は重ねて立ち上がりの悪さを悔やんだが、逆に言えばそこを突き切ったことこそ鹿島アントラーズユースの勝因だった。
前半7分、両チームの明暗を分けるCKの攻防で、MF出津真哉が選択したのは大きくファーサイドへ弧を描くボール。これに合わせたのは「ヘディングのところはもっと自信をもってもらいたい」と熊谷浩二監督もその“頭”に信頼を置くDF中村勇太。完全に競り勝って折り返したボールに、FW金澤蓮が抜け目なくこちらも頭で合わせて先制点を奪い取った。
マークに付いていた市立船橋の選手がファーサイドへ飛んだCKに対してボールウォッチャーになっていたスキを見逃さず、動き出してフリーになっての一撃。昨季はDF登録になっていたこともあるのだが、このゴールはまさにストライカーらしさを表現するものだった。その後も頑健な体を前線で張りながら、守備でも奮闘しつつ、ゴールを狙い続ける。記録したシュート数の約半分は金澤から放たれたものとなった。
そんな金澤について熊谷監督は「今季のチームのキーになって欲しい選手」と形容する。エース候補のFW石津駿斗が出遅れていることもあり、昨年秋から出場機会をつかんで急成長してきたストライカーにかかる期待は大きい。「技術的に粗いところもあるけれど、得点感覚があって、フィジカルもある」と熊谷監督も評価する。大きな期待を背負う金澤がこのまま得点を積み上げていけるかどうかは、鹿島ユースの今季浮沈をも大きく左右することにもなりそうだ。
(取材・文 川端暁彦)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?213397-213397-fl
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