日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年7月3日月曜日

◆金崎がゴールした試合は今季8戦全勝!“隠れ首位”鹿島3位浮上(サンスポ)


同点ゴールに右腕を突き上げた金崎。“不敗神話”を継続させ、チームは事実上の隠れ首位だ (撮影・中井誠)

 明治安田J1第17節最終日(2日、日立柏サッカー場ほか)第17節最終日 金崎弾で、負けない鹿島!! 鹿島が柏を3-2で下し、4連勝で勝ち点33として3位に浮上した。けがから約2カ月ぶりに先発復帰したFW金崎夢生(28)が同点弾。公式戦でゴールした試合は8戦負けなしの“不敗神話”を継続した。前節首位の柏は11試合ぶりの敗戦で、2位に後退。C大阪がFC東京に3-1で逆転勝ちし、7戦負けなしで同35に伸ばし、暫定の首位に立った。

後半 勝ち越しゴールを決め鹿島・山本脩と喜ぶ鹿島のペドロ・ジュニオール=日立柏サッカー場 (撮影・中井誠)

 強烈な一撃がチームを勇気づけた。後半8分、慢性的な両足首痛などから約2カ月ぶりに先発復帰したFW金崎が強引に右足を振り抜いた。矢のようなシュートは伸び上がるような軌道を描き、GK中村の頭上を抜く同点弾となった。

 「スーパーシュート。あれでチームが乗った」

 汗っかきの大岩監督が額の汗を気持ちよさそうにぬぐった。

 前半は走り負けて先制を許し、後半立ち上がりにはGK権純泰が負傷交代。その嫌な空気をエースが一気に振り払うと、3分後に「あれは狙っていない」とMF永木が苦笑いで明かした左FKがうまく曲がってゴールに吸い込まれる。2-2の後半27分には左を切り込んだFWペドロジュニオールのシュートが相手に当たって入り、これが決勝点となった。

 普段から口数の少ない金崎がうれしそうに振り返った。「試合前に(永木と)『同世代でやってやろう』と話していた」。2人は男子テニスでツアー初優勝を遂げた杉田と同じ1988年度生まれ。今季、公式戦で金崎が得点した試合は8戦全勝。勝率10割の“不敗神話”は、あの藤井四段も超える!?

 5月31日に就任した大岩監督の影響も大きい。選手の自主性を重んじた石井前監督とは異なり、選手を名指しし、積極的に問題点を修正する。勝ち星が続くと「メンバーを変えない」という指導者が多い中、状況を見て積極的に選手を入れ替えながら競争心をあおる。

 監督交代後、無傷の4連勝と波に乗る昨季J1覇者。1試合未消化のチームは、事実上の“隠れ首位”で、G大阪との次戦は首位浮上のチャンスだ。 (一色伸裕)

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170703/jle17070305040005-n1.html

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