明治安田生命J1リーグ第22節、首位・鹿島アントラーズは1-3で川崎フロンターレに黒星を喫した。試合後、鹿島DF昌子源は、失点のタイミングが悪かったと悔いた。
明治安田生命J1リーグ第22節が13日に行われ、等々力陸上競技場では川崎フロンターレと鹿島アントラーズが対戦した。試合は3-1で川崎Fが勝利。鹿島DF昌子源は試合後、守備における課題を挙げた。
川崎Fが得意とするボール回しで鹿島を圧倒しているように見えた。しかし、昌子は「予想通りの展開」だと話す。そして「いつも川崎とやる時は、こんな感じ。やってる僕らはそんな悪くはなかった」と説明。得点には至らなかったが、「何本かカウンターのチャンスあったし、いい場面もあった」と続ける。ただし、前半アディショナルタイムと後半開始1分という失点のタイミングについては「すごく悪かった」と悔やんだ。
後半の途中、鹿島は4バックから3バックに変更する。「僕が左のセンター(バック)となった」と話す昌子だが、「普段、サイドバックがいるところまで出て良いのかなど、あいまいというか、戸惑いがあった。もっと(コミュニケーションを)密にやっていく必要がある」と課題を挙げた。
ホームで行われたJ1第12節も、川崎Fに0-3で敗れた。苦手意識があるのか問うと、昌子は「ないです。去年も大事なところで勝ってますし」と否定する。ただし「入りからの勢いは、すごく感じてました」と、川崎Fに勢いがあったと話す。それでも「鹿島が攻められてるという印象を持たれるとは思うが、ゼロで耐える時間を長くして、相手が焦れたところをカウンター」という狙いがあったと強調した。
鹿島DF昌子源、カウンター攻撃を狙うも「すごく悪かった」…失点のタイミングを悔いる