J1で2年連続9度目の優勝に王手をかけている鹿島アントラーズは24日、26日柏レイソル戦(カシマ)に向け、茨城・鹿嶋市内で約1時間の練習を行った。
紅白戦では主力組に入ったDF昌子源(24)とDF西大伍(30)が、守備連係について激しく意見交換するなど、緊張感も漂った。18日に再開したJリーグで試合がなかったため、公式戦は約3週間ぶり。昌子は「こういう雰囲気はピリッとする意味でも良かったかもしれない。プラスに動いてくれれば」。勝てば優勝の決まる大一番への気持ちを高めた。
西も右サイドバックから途中で中盤に上がってプレーするなど、攻守での期待大。チケットは09年3月7日浦和戦(3万7878人)以来8年ぶりの完売だけに「いろいろな人がいろいろな思いを持っての試合になる。お客さんを残念な顔で帰さないようにしたい」と、満員の本拠でサポーターと喜びを分かち合うことを誓った。
鹿島西「思い持って」満員サポーターと共に連覇誓う