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2017年11月6日月曜日

◆鹿島、18日にも連覇!代表5人“最強”浦和を完封(サンスポ)


鹿島、18日にも連覇!代表5人“最強”浦和を完封(1)

 明治安田J1第32節(5日、鹿島1-0浦和、カシマ)鹿島、最強の証し!! 首位鹿島が、日本代表5人を擁す浦和に1-0で勝利。2連勝で勝ち点70とし、2位川崎との差を7に広げた。18日に川崎がG大阪に敗れると、同日に試合がない鹿島の2年連続9度目の優勝が決まる。浦和のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝進出により、前倒しで開催されたが、国内最強はやはり、鹿島だ。

鹿島、18日にも連覇!代表5人“最強”浦和を完封(2)

 爽快な気分の鹿島サポーターが勝ちどきをあげる。連覇に向けて大きな勝ち点3だ。勝ち点70に達したのは、実に10年ぶり。日本代表DF昌子が完封勝ちに胸を張った。

 「1回でも隙を見せたら負けていた。1センチのポジション取りが勝敗を分けると思い、細部に注意を払った」

 ホームに浦和を迎えた大一番。後半35分にDF西の右クロスを、遠いサイドに走り込んだFWレアンドロが右足でダイレクト弾。相手の注意がゴール前のFW金崎、FW鈴木に向いた一瞬を逃さなかった。

 鹿島の抜け目のなさは得点シーンだけに留まらない。歓喜に沸くスタンドを尻目に、昌子はベンチの大岩剛監督とヒソヒソ話。「守備のやり方を確認した」。浦和がロングボールを多用すると読み、自陣にブロックを敷くことを選択した。後半ロスタイムにはGK曽ケ端が警告覚悟で遅延プレーを遂行。憎らしいほどの手堅さだ。

 昨季は年間順位で浦和に勝ち点15差をつけられて3位。チャンピオンシップで“下克上優勝”を果たしたものの、「少しモヤモヤが残った」と昌子は述懐する。相手は日本代表に5人が選ばれた直後だったが、今季は公式戦4戦全勝とチーム力の差を見せつけ、モヤモヤも秋晴れの空とともに払拭した。

 これで18日に2位川崎がG大阪に敗れれば、鹿島の連覇が決まる。同日に試合がない鹿島にとって異例の展開だ。「きょう勝ったことで、川崎に少なからずプレッシャーを与えられた」と昌子。その表情は自信に満ちていた。 (浅井武)

鹿島・大岩監督
「非常に締まった内容で、素晴らしいゲームだった。前線からアグレッシブにいった結果、主導権を握る時間が多くできた」

鹿島、18日にも連覇!代表5人“最強”浦和を完封

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