日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年11月5日日曜日

◆【鹿島 vs 浦和】 ウォーミングアップコラム:力むことなく自然体で。遠藤康が示す勝負所での経験値(J's GOAL)




試合前日は決まってセットプレーの練習を行う。様々な箇所からFKとCKを確認するなか、フリーキッカーを任された遠藤康(写真)は直接FKで2度もネットを揺らした。空席がないほど数多くのサポーターで埋まったクラブハウス練習グラウンドのスタンドからは、「おぉ」という歓声とともに拍手が沸き起こった。

その後のFK練習でもゴールを決めた遠藤は「最近はいつも通りですよ」とこともなげな様子を見せるが、「ボールと足のフィーリングが良い。芯をちゃんと打ってる」と自信を垣間見せた。

シーズン途中でチームを引き継いだ大岩剛監督は、小笠原満男を主将に据えつつ遠藤康と昌子源を副将に任命し全幅の信頼を置く。
「信頼しています。ボールが落ち着くところもセットプレーも彼の経験には信頼を置いてます。ヤスだけじゃなく、満男もそうだけど、どのタイミングでも自信を持って送り出せる選手」。

今季は怪我などで苦しんだ時期も長かったが、シーズンが佳境に近づいたところで前節に引き続き先発が予想される。しかし、遠藤はあくまで自然体のままだ。
「あとホームで2つしか試合がない。サポーターに見せられるのも3試合。みんなが見てておもしろい試合を見せたい。その結果、優勝できたら良い」。
力みとは無縁のその様子は、ピッチでのプレーと全く同じだった。

文:田中滋(鹿島担当)


明治安田生命J1リーグ 第32節
11月5日(日)14:00KO カシマ
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【鹿島 vs 浦和】 ウォーミングアップコラム:力むことなく自然体で。遠藤康が示す勝負所での経験値

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