J1鹿島は16日、宮崎市のKIRISHIMAハイビスカス陸上競技場で13日間のキャンプを開始した。昨年12月に右膝の靭帯(じんたい)を断裂し、リハビリ中の西を除いた30選手と鹿島ユースの3選手が参加した初日は、主に体力強化のメニューに取り組んだ。
コンディションにばらつきがある中、3組に分かれてのインターバル走で存在感を見せたのは1組目の金崎。リーグ屈指のスタミナを誇るレオシルバと山本と激しく先頭を争った。今季から背番号10をつけるエースは「まだまだこれから」と表情を引き締めた。
金崎の激走に刺激を受けた残り2組も気合のこもった走りを見せ、大岩監督も「みんなの意識が高い」と満足げ。3組目で高い持久力を示した三竿健は「試合に出るためにも、キャンプからしっかりやる。きょうはいいスタートが切れた」と頬を緩めた。
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