[8.15 J1第22節 長崎1-2鹿島 トラスタ]
7位鹿島アントラーズが敵地で16位V・ファーレン長崎に2-1で勝利した。前半14分に長崎のDF高杉亮太に先制点を献上したが、同22分にMFレオ・シルバ、同39分にMF遠藤康が決めて逆転。2試合ぶりの白星を手にした。
リーグ戦再開後、6試合3ゴールと得点力不足に苦しむ長崎はFWファンマやMF鈴木武蔵を中心に手数をかけない攻撃でゴールに迫る。前半14分にはFKのクリアボールを拾ったMF翁長聖が左サイドのスペースにロングボールを送り、攻め残っていた高杉がPA左脇から左足でインパクト。シュート性のボールがGK曽ヶ端準の意表を突く形でゴール右に吸い込まれ、高杉のJ1初得点で均衡を破った。
だが、ここから常勝軍団の鹿島が牙をむく。前半22分、右サイドのDF伊東幸敏からのクロスがファーに流れ、こぼれ球を拾ったレオ・シルバがPA内左から右足で狙い澄ましたシュート。鮮やかに右のサイドネットを揺らし、自身の今季初ゴールで同点とした。
さらに前半39分には右サイドでFW土居聖真からのパスを受けた遠藤がドリブルで持ち上がり、相手の寄せが甘いと見るとPA手前右から左足でシュートを放つ。内側に巻いたボールがゴール左隅を射抜き、2-1と逆転に成功した。
長崎は後半16分にチームトップの6得点を記録しているMF中村慶太を投入するなど、交代策で打開を図ったものの、最後まで追いつくことはできず。2連敗を喫し、4試合勝ちなし(1分3敗)となった。
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