
日刊鹿島アントラーズニュース
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2018年10月18日木曜日
◆死の組突破へまず北朝鮮戦へ…影山監督は「アジア時間」も優雅に対応/AFC U-19選手権(サッカーキング)

その日、パカンサリ・スタジアムは巌流島と化した——と言ったら大仰に過ぎるが、早くも「アジア」を体感することになったと言えそうだ。
10月19日に初戦の行われるAFC U-19選手権グループBの記者会見は、試合前日の18日正午から開催される予定となっていた。ところが、開始時間になって登壇したのはU-19日本代表の影山雅永監督ただ一人。優雅にコーヒーを飲みながらライバルたちの登壇を待つ羽目になった。
影山監督は「まあ、マカオのときに分かっていますから」と苦笑い。2006年から07年にかけてマカオ代表監督を務めたときは、ワールドカップ予選の記者会見が時間になって始まらないこともあってと笑いつつ、さっそく訪れた「アジア時間」を堪能。10分遅れでU-19北朝鮮代表監督が現れると笑顔で握手を交わし、流暢な英語で「毎試合、3ポイント取るために全力を尽くしたい」と意欲を語った。
会見でU-19イラク代表のアル・ルバイエ監督が「他のグループとは異なる、困難な組み合わせだ」と語ったように、日本の入ったこのB組は、いわゆる「死の組」として語られる激戦区。ディフェンディングチャンピオンである日本と初戦の相手である北朝鮮、中東の強豪・イラク、東南アジアの雄・タイが揃い踏みとなる「とてもタフな」(U-19タイ代表・スリタロウ監督)グループだ。
影山監督は「準々決勝や決勝を見据えながらやれればもちろんいいが、そんな悠長なことを言ってられるグループじゃない」と、まずは初戦の北朝鮮戦に全力を傾注する考えだ。情報についてはテクニカルスタッフから上がってきているものもあるというが、「そこに頼るのは危険」なのも確か。「過去、日本対策に苦渋をなめさせられてきた大会でもある」という考えから、あまり予断を持たないようにしたい考えで臨む。
もっとも、これは臆病に構えるという意味ではない。指揮官は「このチームは慎重に試合へ入ろうとするとろくな事がない」と豪快に笑いつつ、「まずは思い切ってプレーさせてあげたい」とアグレッシブな姿勢を前面に押し出して戦う考えだ。
前回優勝でシード権があったのに、クジの妙で最悪の組み合わせになってしまったU-19日本代表だが、この「死の組」を踏破して勝ち抜くだけの地力は十分にある。
FW田川亨介(サガン鳥栖)、MF安部裕葵(鹿島アントラーズ)、郷家友太(ヴィッセル神戸)、齊藤未月(湘南ベルマーレ)、DF橋岡大樹(浦和レッズ)らJ1リーグで実績を積んでいる選手たちに加え、昨年のU-17W杯を戦った選手たちにはアジア予選の経験値もある。ただ、試合に出ている選手が多すぎたため、直前までベストメンバーがそろわず、ぶっつけ本番に近い流れになっている部分がやや不安材料。その意味でも、初戦の持つウエイトは大きい。
東京五輪の第二世代と言うべきU-19日本代表のアジアでの初戦は、日本時間の10月19日21時から幕を開ける。
取材・文=川端暁彦
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