
日刊鹿島アントラーズニュース
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2019年1月18日金曜日
◆鹿島10番を託された安部裕葵のスタンス「前も後ろも見すぎず、コツコツと」(サカノワ)
オフは瀬戸内高の全国ベスト4に刺激を受け、地元の成人式にも出席。
鹿島アントラーズが始動した1月15日、安部裕葵がメディア対応し、2019年への想いなどを語った。まだ安部が背番号10をつけることを記者は知らない段階だった。ただ、その言葉からは、彼の新シーズンに向かうスタンスが伺える。
前も後ろも見すぎず、コツコツと。1日1日が勝負――というものだ。
新シーズンは2月19日とやや早めにACLプレーオフで初戦を迎える。ただ鹿島加入から3年目、中心選手になってきただけに調整法も身に付いてきた。
「僕はそんなにまだスイッチは入れていないです。キャンプを含め、徐々にゆっくりモチベーションを上げていければいいと思っています」
昨年はアジア代表としてアラブ首長国連邦(UAE)で開催中のクラブ・ワールドカップ(W杯)に臨んだが、レアル・マドリー、そしてリーベル・プレートと欧州と南米の王者に完膚なきまでに叩きのめされた。
安部はその「経験」を胸に、今を見つめる。
「(試合のことは)あまり思い出すこともしませんでしたし、切り替えています。必要な時が来れば振り返ると思います。ただ、僕はそんなに前も後ろも見ない。目の前の一日一日を頑張ろうという考えです」
その過去があって今の自分がいる。その「現在」を受け止めるだけだ、と。
そして年末年始は、全国高校サッカー選手権に初出場した母校の瀬戸内高を応援するため会場に足を運んだ。
「後輩たちを見て刺激になりました。高校生のサッカーも僕らのサッカーも、ベースになる大事なことは一緒。母校がベスト4に入った喜びとそういった闘っている姿勢を見て、いろんな刺激を受けました。
一人ひとりの持っているものは異なり、どのチームも勝ちたい気持ちはあると思います。けれども、そのなかで個人的にどう勝ちたいのか、それぞれ似ていて違うものがあり、母校を見てそれを感じられて良かったです」
2019シーズンの目標を聞かれると安部は、「個人的な目標は特にないです。チームのタイトル、それだけです」と一言に想いを込めた。
また、地元の成人式に出席し、久々に友人たちと旧交を温めたという。1月28日に20歳の誕生日を迎えるので、まだそこまで”大人”の実感はない。ただ、すでにプロフェッショナルとして戦っている身であり、普段の生活は「何も変わらないですよ」と言う。
では、どのような1年にしたいか。安部は少し考えて答えた。
「コツコツと。そんなに先を見ずに、急がず、コツコツ行きます」
独自の感性と言葉で語ることができる。鹿島の新10番は、やはり気になる、注目を集める、特別な存在になっていきそうだ。
取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI
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